木戸杯(兵庫県学生バスケットボール優勝大会)とは!
昭和48年に木戸 乙男先輩が
  甲南大学、神戸大学の両大学のバスケットボールの奮起を促すために
木戸杯兵庫県学生バスケットボール優勝大会を立ち上げられた。

 木戸 乙男氏 略歴
  昭和3年、旧制甲南高校卒
  京都帝国大学理学部数学科に入学
  神戸大学教授
  大日本バスケットボール協会兵庫支部理事
  兵庫県バスケットボール協会理事長
  関西学生バスケットボール連盟会長


 甲南学園60周年史(昭和62年発行)より

                     「バスケットボールの想い出」

                                        昭和3年旧制甲南高等学校卒
                                                 木戸 乙男

 私は、甲南中学3年生の時、恩師上林 英太先生よりバスケットボールを学んだ。
大正12年4月、旧制7年制高校として甲南高校が発足、私は甲南高校尋常科3年に編入、バスケットボール選手は全員甲南
中学校3年に居残った。
そして、大正13年11月、甲南高校主催第1回関西中学校籠球大会が開催されたとき、甲南中学校が見事に優勝している。
その時の選手は、後に同志社高商の主将をつとめた大音 郁朗君を除いて全部故人となってしまった。
 昭和2年3月、独立の籠球部を創設して欲しいとのことで、4月に甲南高等学校籠球部が発足、私はマネージャーとなった。
当時の主将上谷 良吉君(私より1年下)も故人となってしまった。
昭和3年4月、京都帝国大学理学部数学科に入学し、落ち着いて数学の研究をしようと思っていたのに、甲南高校の先輩笹部
尚宜氏より京大でも独立の籠球部を作って欲しいと強く要望され、学友会の代議員に当選したり、学生部との強交渉に成功し
て、漸く発足が認められ、ここでは、甲南高校出の笹部氏が主将となり、私が初代マネージャーとなった。
 これが縁で、京大卒業後、大日本籠球協会兵庫支部理事に、戦後は兵庫県バスケットボール協会理事長に就任を引き受け、
関西学生バスケットボール連盟会長もつとめた。

 昭和47年3月、神戸大学教授定年退官後は、兵庫県バスケットボール協会顧問をつとめ、現在に至っている。
神戸大学在勤中、後輩の京大バスケットボール部を強くするために、木戸杯京大、大阪大学、神戸大学定期戦を発足させたが、
神戸大学退官を機に、甲南大学、神戸大学の奮起をうながすために、木戸杯兵庫県学生優勝大会を始め、現在もこの大会は
続いている。