Military

岩国フレンドシップデー2006

岩国基地へ

2006年5月5日に、山口県岩国市の岩国基地で行われた岩国フレンドシップデー2006を見学してきました。

前日に広島入りしてホテルに泊まっていた私は午前6時前に起床。天候は快晴です。洗顔と歯磨きを済ませ、事前に購入しておいた日焼け止めを塗ります。

ホテルをチェックアウトすると、前日のうちに整理しておいた荷物のうち、不要なものを広島駅のコインロッカーに。まぁ、デジタル一眼レフが2台と、望遠を含む交換レンズ3本を持っていくので、身軽な格好とはいかないんですが(笑)。

朝食用にパンとコーヒーを買って、ホームに向かいます。駅では、各所に岩国行きの切符を売る臨時販売所が。それっぽい格好をした人たち(いや、私もその一人ではあるんですが)も、そこかしこにたむろしています。

やがて、山陽本線の普通列車が入線してきました。電車を一本遅らせて先頭に並んでいた為、しっかりと席を確保。今日は消耗する筈だから、体力は温存しておかないとね。

電車は一時間ほどで岩国駅に到着。山口方面から岩国入りするK2氏と待ち合わせして、シャトルバスで基地に向かいました。

シャトルバスは大変快適で、ほどなく基地近傍に到着します。ここからしばらく歩きですが、地理に不案内な私でも、周囲の人の流れについていくうちにいつのまにか基地に到着していました。

地上展示機(その1)

基地のゲートでは手荷物チェックもありましたが、米軍の係員も手慣れたもので、ここも比較的スムーズに通過できました。

基地内は、人、人、人。まるで、盆暮れの東京ビッグサイト入り口のような(ヤな形容だな)大集団。ただ、岩国は老若男女入り乱れており、おまけに比較的広いスペースを縦横に行き交っていますから、まさに雑然とした状態。

航空機が飛行展示を行う滑走路までは、エプロンをかなりの距離歩かなければなりません。で、このエプロンに大量の機体が展示されている訳で。

US-1A改が! ホーネットが! F-2が! KC-130が! などなどとやっていると、いつまでたっても滑走路に近づけません。いやはや、事前に聞いてはいたんですが…。やっぱ実際に機体を間近にすると引き寄せられちゃうんですよねぇ…。

そんな訳で、ゲートを潜ったのは9時過ぎだった筈なのですが、滑走路脇に辿り着くまで、実に2時間を要したのでした。 …弱すぎるぞ、俺。

飛翔

滑走路脇にはすっかり人垣ができていましたが、何とか隙間を見つけて場所を確保。

デモフライトは朝から行われており、エプロンからもUS-1Aのフライトやパラシュート降下などを見ることができましたが、12時頃からは米軍機のフライトも本格化。F-16の機動飛行や、F/A-18ホーネットの模擬対地攻撃などが行われました。

撮影している最中は夢中で確認も満足にできなかったのですが、家に帰ってきてから画面上でチェックすると飛行中の機体を写したものはなかなか厳しい画像が多く、非常に悔しかったり。

どうも、シャッター速度の稼ぎ方が足りなかった様子。

今回、飛行中の機体を撮影するのに使った望遠レンズはZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5。これにテレコンを噛ませた上に、ISO感度を100固定にしていたのが拙かったようです。

キヤノンの塔のような白レンズが目立っていた理由がよく判りました。来年はF2.8固定の90-250mmを導入するか、感度をもっと上げようと思った次第です。嗚呼、こうしてレンズ沼にはまっていくのですね…。

ブルーインパルス

米軍機によるデモフライトに続いて、ある意味メイン・イベントである、航空自衛隊のアクロバット・チーム、ブルーインパルスの飛行展示。

メインは、ちょっとでも連写性能の高いカメラがよかろうと、E-330(秒3コマ。ちなみにE-500は秒2.5コマ)を使用。やっぱりシャッター速度の関係で、等倍で見るとなかなか厳しい画像が多く、来年はもっとF値の低いレンズで(以下略)。

今回、荷物が重くなることを覚悟でデジタル一眼レフを二台もって行ったのは、岩国で望遠と広角を常備しておきたかったから。広角を使いたかった一番の理由が、ブルーインパルスのスタークロス

T-4が上向き空中開花に入ると、すかさず11-22mmを付けたE-500に持ち替えて撮影。ちなみに私、スタークロスをナマで見るのは初めてだったんですが、やっぱり描きモノは人気がありますね。歓声のトーンが一段違うんだもんなぁ。

スーパーホーネット

ブルーに続いては、米海軍の次世代艦載機の主役F/A-18スーパーホーネット。岩国では、複座のF型がデモを行いましたが、コレは凄い!

短距離滑走からの離陸に続いての急上昇、アフターバーナーを焚いてのタイトな旋回など、新世代戦闘攻撃機の飛行性能の一端をこれでもかと見せつけてくれます。

特にぶったまげたのは、低速大迎角での水平飛行。今にも失速するんじゃないだろうかという低速で、(おそらくエンジンの推力で機体を支えて)大迎角を保ったまま安定して飛行を継続するスーパーホーネットには唖然としました。ファインダーの中で、いつまでたっても機影が近付いてこないので、何事かと思いましたよ。

空力的な洗練や、フライトコンピュータのアップデートが効いているんだろうけど、インテーク形状の変更で大迎角時の吸気効率も改善されているんでしょうね。

フライト全般を通して実感したのが、スーパーホーネットの騒音。大きいとは聞いていたけど、確かにこれは酷い。アメリカの配備基地でも問題になったというのも納得です。米軍再編に伴う岩国への空母艦載機移転でも、何らかの対策が必要ではないかと思いました。

地上展示機(その2)

スーパーホーネットの後は、ディープブルースのスホーイのアクロがあったんだけど、こちらは途中で切り上げて再び地上展示機の撮影へ。

この頃になると、流石に逆光が厳しくなってきます。場合によってはフラッシュで日中シンクロを試してみるのもテかもしれませんね。この辺は、来年の検討課題です。

それにしても、展示機の多いこと多いこと。同行のK2氏によれば、これでも去年より少ないというから恐れ入ります。

地上展示機を全部撮って回ろうと思えば、デモフライトを捨てなきゃ駄目ですね。今回は地上展示機の方は随分と急いで回ったのですけど、それでも全部の機体を見ることはできませんでした。

午後5時。フレンドシップデーのイベント終了がアナウンスされ、観客はゲートに誘導されます。

この頃になると、私らもすっかり疲労困憊。駅までの道が長いこと。でも、楽しいイベントでした。また来年も来たいものです。