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砕氷艦「しらせ」見物

一般には南極観測船として知られている海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が、最後の南極航海を終えて、2008年の4月12日に東京の晴海埠頭に帰投しました。

残念ながら12日は仕事があったので、13日の日曜日に晴海埠頭を訪ねました。この日は、フランス海軍の強襲揚陸艦ミストラルの出港の日でもあったので、早朝からそちらを見物した後、地下鉄とバスを乗り継いで晴海に向かいました。

まずは客船ターミナルから見学。ターミナルでは、日本の南極観測に関するパネル展示も行われていました。

ニュースを見て足を運んだという人も結構いたみたいで、送迎デッキからスケッチをする人や、一般公開の有無を訪ねる人などもおられました。

「しらせ」の艦首部分。

剥がれた塗装が、南極での悪戦苦闘ぶりを物語っています。

艦尾より。ヘリコプタ格納庫のシャッタが一部開かれています。

搭載のヘリも、「しらせ」同様に引退が決まっています。こちらの引取先はどうなるんでしょうね?

艦橋部分の、とある窓に張られていたポスター。

おかえりなさい。本当に長い間、ご苦労様でした。

そして、同じ晴海桟橋には、世界一周の遠洋航海に向かう海上自衛隊の練習艦隊も停泊しています。

艦隊の構成は、練習艦の「かしま」、護衛艦から艦種変更された練習艦の「あさぎり」、そしてこちらは護衛艦籍のままである「うみぎり」。

3月から近海練習航海を行ってきた練習艦隊ですが、4月15日に晴海を出港。9月18日まで、実に半年にわたる遠洋航海に出ることになっています。

さて、練習艦隊を撮影してホールで缶コーヒーを飲んで一服してると、何やらキャリーバッグを引っ張った女の子が次々にターミナルに入ってきます。

どうやら、コスプレのイベントがあるらしく…。うはぁ。ソッチ方面の知識は薄いんで、帰ってちょっと調べてみたら、晴海の客船ターミナルって、毎週のようにこのテのイベントがあるんですねぇ…。

そんなこんなで、時間はお昼前。余裕があれば、相馬原の12旅団創立記念式典にも行きたかったんですが、どうやら時間的には無理なよう。

ちょっと思案したのですが、晴海の沖を通過する水上バスの航路があったことに気が付いて、iモードで検索。…どうやら、豊洲からお台場に向かう航路が良いようです。

早速バスで豊洲に移動。少々道に迷って、お巡りさんの世話になったりしながら豊洲のドック跡利用の発着場へ。お台場行きの水上バスに乗り込みました。

「あさぎり」と「うみぎり」を艦尾から。

このサイズまで縮小すると流石にわからないけど、晴海の客船ターミナルには先刻のレイヤーの皆さんが。色とりどりの服装が写っていました。

「あさぎり」、「うみぎり」共に、対艦ミサイルのキャニスターを8本搭載していました。

最近の海上自衛隊の汎用護衛艦は、対艦ミサイルをフル搭載している場面を見ることが少ないので、ある意味貴重な経験だったかもしれません。

「かしま」側方を通過中。

豊洲〜お台場航路の水上バスはかなりの速力を出すので、動揺も大きく、撮影には苦労しました。

「しらせ」を艦尾から。

乗員の方に聞いたら、昨日は「しらせ」目当てで乗船された方が随分とおられたようです。

退役後の「しらせ」の船体については、まだ引取先が決まっていないとのこと。

大型艦だけに、維持費がかさむことも予想され、このまま引き取り手が決まらなければ、スクラップとして解体される可能性もあるそうです。

長く日本の科学技術の発展に貢献してきたフネですし、なんとか幸福な道が開けてくれれば良いのですが…。