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オープン・スカイ

5日は、新宿の東京オペラシティで開催されているイベント「OpenSky 2.0」を見に行きました。

  • 会場はあまり広くありません。
  • ジェット推進のラジコン、「メーヴェ1/2」。
  • グライダー仕様の「M-02」

詳しくは展示会の公式サイトを見てもらうとして、アニメ「風の谷のナウシカ」に登場するグライダー「メーヴェ」に類似した形状のジェットグライダーを製作するというこのプロジェクト。小規模ではありますが、日本でも数少ない航空機の新規開発プロジェクトです。

会場には、開発初期の模型から、実際にヒトが登場可能なグライダーや、ジェットエンジン搭載予定の機体までがずらりと並んでいます。

やはり、私の興味は実機へ。胴体部分や主翼の前縁などはFRPのようですが、主翼の主な構造材はだそうです。航空機の構造材としては伝統的なマテリアルである木ですが、この種の少数生産の機体の構造材にはとても向いた素材でもあるそうです。

それにしても、予想以上に精緻な構造には驚嘆しました。主翼のリブなんて素晴らしい美しさ。会場で上映されていたテスト飛行のビデオでは着陸時に主翼端をガリガリこするような場面もあったのに、ちゃんと持ちこたえていたということは、華奢そうに見えても、強度がきちんと確保されているんでしょうね。

動翼はエレボンではなく、エルロン。機体上面のバーから下がったハーネスに結索されていて、身体をひねることでロール操作が可能です。

ピッチは重心移動で制御するそうで、テスト飛行でもパイロットの八谷さんが姿勢を変えて、機体をコントロールしている様子が写されていました。

ただ、やはりヨー軸の制御が難しいのか、会場でのビデオだと横滑りしながら降りてしまって車輪のホイールを破損する場面が多かったようです。

翼面積はおよそ12平方メートルだそうで、これは搭乗する人間の重さと安全な着陸速度、そして地球の大気密度で決まってくるんで、やはりアニメのサイズよりもかなり大きくなってしまうとのこと。パイロットがロケットガール並に軽量なら、アニメくらいのサイズになるんでしょうか(笑)? 考えてみれば、Bf109の主翼なんてこれより三割方大きいだけなんだなぁ…。

次はジェット搭載フェーズですが、ジェットエンジンは位置エネルギを稼ぐのに利用して、飛行は基本的にグライダーとして行うそうです。

なかなか興味深いイベントでした。航空機やモノ造りに興味がある人は、時間を確保してじっくりと見て回ることをオススメします。私も、もう一回くらい見に行きたいところです。