熊本城
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阿蘇山火口

 四日目は阿蘇から熊本経由長崎まで。阿蘇から熊本まではレンタカーでの移動、熊本から長崎までは高速船での移動である。

 この日の阿蘇はあいにくの雨と濃霧。阿蘇山の火口まで行こうと考えていたが、ホテルのフロントで確認したところ、阿蘇山ロープウェイが動いていない、とのことだった。霧が晴れてロープウェイが動いてくれることを祈ってとりあえず山頂目指して車で移動した。案の定、道路の視界は相当悪い。この濃霧の中、山頂目指して進む車など無いのではないかと寂しくなるが、時折前方からの対向車とすれ違い、ちょっとだけ安心する。途中草千里ヶ浜の展望所で車を降りて草千里ヶ浜の方向を眺めてみたが、霧ばかりで何も見えなかった。
 展望所を越えて少し行くと「阿蘇火山博物館」がある。このままでは悔しいのでこの火山博物館を見学しながら霧が晴れてくるのを待つことにした。博物館では、阿蘇山の生い立ち(?)や阿蘇の自然の紹介、日本や海外の火山についての紹介などがなされていた。
 この建物の中には、「オルゴール響和国」という、オルゴールの博物館(?)もあり、ここでは約100年くらい前に作られたディスクオルゴールやシリンダオルゴールが展示されており、実際に音色を聞くこともできる。オルゴール好きの僕には、どちらかというと阿蘇火山博物館よりもこちらのオルゴール響和国の方が興味深かった。うーん、ディスクオルゴール、一台欲しい・・・(^^;
 そうこうしている内に博物館の外では霧が晴れてきたみたいであった。博物館の目の前には草千里ヶ浜が広がり、ここでは放牧されている牛や馬の背に乗っている観光客の姿が見られた。「もしかして、ロープウェイも動いているかもしれない!」と思い、一路、ロープウェイ乗り場へ急ぐ。
 ロープウェイ乗り場に到着してみると、幸運なことに、ロープウェイが動いているではないか!火山博物館で遊んでいる間に、霧が晴れてきて、規制が解除されたようだ。ラッキーッ!
 ロープウェイで空中遊覧5分程度の旅。まもなく阿蘇山火口に到着した。火口からは噴煙がもうもうと立ちこめている。しかし、思ったほど硫黄の臭気はしなかった。火口付近には「天然の硫黄」を売っている露天商が何人もいた。しかし、この天然硫黄、いったい何に使うの?

草千里ヶ浜 (31166 バイト) 阿蘇山火口 (18308 バイト)

火山博物館前に広がる草千里ヶ浜
のんびりした、牧歌的な風景が広がる

もくもくと噴煙を上げる阿蘇山火口
煙の合間から見えるエメラルドグリーンの火口湖が印象的

熊本城

熊本城 (17598 バイト)

雄々しくそびえる熊本城

 阿蘇山火口を一巡りしてから、熊本へ向かう。長崎へ船で渡るためである。船の時間は夕方5:30と少々時間があったので、熊本城に寄り道することにした。
 熊本城は大阪城・名古屋城(だったと思うf^^;)と並び、日本三大名城に数えられる一つ。以前から一度行ってみたいと思っていた憧れの城。城郭そのものは西南戦争の折りその殆どを消失してしまっており、今ある熊本城は昭和35年頃に復元されたものである。これが当時のまま現存していたらどんなに素晴らしかっただろうと思うが、今ある姿も十分美しい。
 熊本城の大天守は一見すると5層に見えるが、内部六階地下一階である。城の内部は展示室になっており、熊本城にまつわる歴史や展示物が陳列されていた。十分時間が無く、ゆっくり鑑賞できなかったのは残念だが、また次の機会に楽しみをとっておくことにしよう・・・(負け惜しみ6^^;)

雲仙・普賢岳

 JR熊本駅でレンタカーを乗り捨て、ここからバスに乗り換え、熊本港へ。熊本港まで一時間程度のバス旅行。バスは結構混んでいた。この分だと船も結構混んでいるんだろうなぁなどと想像していたが・・・
 熊本港の待合室はちょっとおしゃれ。気取った感じのテラスといった趣。ここはちょっとしたレストランもあるようで、軽い食事やお茶にありつけるようだ。「色気より食い気」を地でいっている僕たち夫婦は、普段ならここで迷わず食事だろうが、今晩は長崎の宿で晩御飯が待っている。ぐっと我慢の子であった。実はこの日、時間を節約するために、お昼御飯抜きで行動していた。長崎のホテルに着くまでに、どれだけ空腹に苦しめられたことか・・・

雲仙普賢岳 (16112 バイト)

煙をもくもくはいているのが普賢岳?

 熊本港で待つこと30分くらい、いよいよ乗船時刻になったが、何か変。待合室で待っているお客さんの数が少ない。出向までに集まってくるのかな?と思ったが・・・。乗船するため、桟橋へ。僕たちが乗る船はどうやら長崎茂木港から来て、折り返し茂木港に帰る船のようだ。茂木港から乗ってきたお客さんが降りてきたが、人数は5,6人。???いよいよ怪しい。出発の時刻になったが、乗客は僕たちの他には女の子が一人だけ。しかもこの女の子は乗船手続き締め切り直前に駆け込んできて「まだ乗れますか?」と聞いていた女の子。もう少しで貸しきりだった。うーん、残念!
 その日の海はすごく穏やか。船に弱い妻には助かる。とはいえ、乗った船は50人乗り程度の、ちょっとしたクルーザー程度の大きさの船。それも熊本・茂木港間を1時間半足らずで運んでくれる高速船。多少、波の上を跳ねるのはやむを得ない。船酔いするかと心配したが、船から雲仙・普賢岳(だと思うんだけど・・・)が見えたりして、写真を撮ったり騒いだりしていたのがよかったのか、船酔いにならずにすんだ。しかし、うちの嫁さんは、山さえあれば元気元気。不思議な人、というより単純なやつ・・・(^^;
 雲仙・普賢岳を過ぎると間もなく天草のあたりを通過する。このあたりは野生のいるかの生息地らしく、運が良ければイルカを見ることができるらしい。しかし、残念ながらこの日はイルカを見ることはできなかった。うーん、残念。
 あっという間の一時間半。船は間もなく茂木港に到着。ここからバスでJR長崎駅前の今夜の宿「長崎観光ホテル秀明館」に向かう。バスはかなり急な坂を上ったり下ったり。長崎は坂の多い町だとは聞いていたが、これほどまでとは思わなかった。自転車移動でなくてよかった、よかった。

 

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