新潟交通観光バス 角田山周遊登山バス

巻駅前〜稲島登山口〜平成福寿大観音前〜五ヶ峠登山口〜浦浜〜湯の腰温泉〜稲島登山口〜巻駅前
(全区間、新潟市西蒲区)


 新潟市西蒲区の海岸にそびえる角田山(482m)の回りを1周し、JR越後線巻駅と7箇所の角田山登山口、またその麓にある史跡や温泉などをまわる観光路線。ただし、かなりマイナーである。新潟交通観光バスが運行しており、4月から10月までの土曜・日曜・祝日に運行されている。2004年度の運行では、従来の5便から4便態勢になった。浦浜〜角田間はシーサイドラインの海岸風景を楽しめる。

 この路線の狭隘区間は、角田山を周回する稲島登山口〜浦浜、角田妙光寺〜稲島登山口間に集中している。というよりほとんどがかなりの狭隘区間で、普通車でさえすれ違いが困難な上、急カーブが多く見通しが悪い。その狭隘区間も林の中に延びており、昼間でも薄暗く、夜間には狸が出るようなところである。特に、狭隘な上に急カーブと急坂が続く平成福寿大観音前〜浦浜間の五ヶ峠(国道460号旧道)越えは圧巻である。5月のゴールデンウィーク時期は、この峠道で路上駐車が多く、乗客と運転手が駐車車両を撤去した、という逸話?さえある狭隘振りである。

 車両は小型車限定で、観光バスの格下げ車両が主に使われている。基本的には、枝や葉が出ていたり、路肩が弱いなどの事情から、傷んでも支障ない車両を運用するらしい。また、2004年度では、ゴールデンウィーク明けまでは、五ヶ峠の道路での行き違いが困難になるため、バスは国道460号五福トンネルを経由した。


 稲島登山口から南へは、角田山麓の

林の中を走っていく。沿線には柿団地や

越後平野を見渡せる場所もある。

(2001・6撮影)

   
 弘法清水前〜景清寺間。この路線は、対向

車が1台来ただけで大騒ぎになるほどの狭隘

振りである。

(2004・4撮影)

   
 弘法清水前〜景清寺前。このT字路

は、とてもバス路線とは思えない雰囲気

である。

(2001・6撮影)

   
 景清寺前バス停付近。狭い上に、こん

な急カーブが随所にある。変な分岐点も

あり、気が抜けない。

(2004・4撮影)

   
 入徳館前〜船山神社前間。ここ峰岡

集落は、『米百俵』の故事で、長岡藩に

米を送った三根山藩の所在地である。

(2001・6撮影)

   
 五ヶ峠の内陸側の上り坂で撮影。この

区間は、杉林から次第に鬱蒼とした雰囲

気になっていく。急坂・急カーブが続き、

運転手の腕の見せ所である。

(2001・6撮影)

   
 五ヶ峠の頂上から、一転して下り坂へと

変わる。昼なお暗い道を、バスはライトを

つけて進む。

(2004・5撮影)

   
 浦浜では、一般路線バスと同じ道を走行す

る。こちらと同位置での撮影だが、この車でさ

え迫力があるほどの狭さである。

(2004・5撮影)

   
 1周して稲島の集落に戻ってきた。この

稲島集落の北側の道も、ビックリするほど

狭い区間がある。

(2004・5撮影)

   
 稲島集落で。こういう右左折は、この路線

では何ヶ所か存在する。ここを通りすぎると、

稲島登山口、更には巻駅へと戻って行くのみ。

(2001・6撮影)

管理人が撮影。


メモ:1周すると65分で、時刻表はこちら。運賃の上限は540円で、1周することもできる。放送テープには、観光案内も入っている。
 角田山登山は、稲島から登るのが一般的である。コースにもよるが、大体2時間で登山可能。また、浦浜・角田周辺の見所のほか、『福寿温泉じょんのび館』『エチゴビール』(平成福寿大観音前)など、各種の名所・史跡がある。定期バスの巻〜角田線、巻〜じょんのび館〜浦浜線も上手に使って回りたい。
 できれば『じょんのび館』くらいは寄りたいものであるが、1周するだけでも面白い路線である。

角田山周遊登山バスの前面展望ビデオ(約1時間、VHS、2002年7月撮影)がございます。貸出しますので、ご希望の方はメールを下さい。


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