懐かしの

蒲鉄小型バス 加茂〜上高柳

市役所前〜加茂駅前/穀町〜黒水〜出戸〜西山〜下高柳〜上高柳(全区間、加茂市)

※2003年8月1日 加茂市営市民バスに転換・路線変更※


路線の概要

 かつては、加茂市の市街地から上流の、七谷地区にある集落へ向かう路線は、すべて蒲原鉄道が運行していた。当路線もそのひとつ。中心部と七谷地区を結ぶ主要路線である加茂〜中奥線(市役所〜中奥農場・水源地間)の下高柳から分岐し、加茂川から外れた上高柳地区へと向かう路線だった。1990年代に路線統合があり(時期不明)、上高柳とは反対方向(国道290号線)へ向かう「西山線」と一緒の路線となり、先に西山を経由し、折り返して上高柳を目指す路線となった。

 この路線は、下高柳停留所以遠の同路線独自区間が全て狭隘区間になっている。下高柳バス停先から分岐する道に入ると、加茂川支流の谷に開けた集落の中の狭い道を辿って、奥にある上高柳集落へと向かう。途中、加茂川の支流(小さな川)に張りついて蛇行する箇所や、橋の前後でクランクとなっている箇所もある。なお、一番狭いのは、下高柳停留所先の加茂からの県道から分岐してしばらくの区間だ。

 1999年10月の鉄道全廃時、蒲原鉄道の一般路線は全て、子会社の「蒲鉄小型バス」による廃止代替バスに切り替えられ、当路線も同社の運行になった。しかし補助制度の見直し等の事情から、2003年7月末で、加茂と村松を結ぶ路線を残し同社は撤退。当路線は、加茂市営市民バスの路線となった。

 車両は、日産かいすゞの中型バスが入っていた。規模が小さいこともあって、同社は車両運用が固定していた模様で、ほぼ毎日、基本的には同じダイヤには同じ車両が充当されていた。


アルバム

 下高柳バス停先の分岐区間から分け入っ

た途端、もうこの状態である。バスは市役所

行きで、奥が上高柳方面になる。

「しまった、バスだ、早く退かないと……」

(2001・10撮影)

 上の画像の少し上高柳寄りにある最狭区

間。この日は、よりによってこんなところで道

路工事をやっており、通り抜けるのも一苦

労であった。市役所行きから撮影。

(2002・2撮影)

 上の画像撮影箇所付近で、改めて撮影。バ

スは中型であるが、すれ違いなど困難だという

のがお分かりかと思う。

(2003・4撮影)

※原版を探している為、当面は以前公開していた画像を
掲載します。

 善興寺前〜上高柳入口間。下高柳の集落

を抜けると、周囲が開ける。

(2002・2撮影)

 上高柳入口付近。画像では、雪で道路がど

こか判然としないが、ここも結構狭いところで

ある。市街地よりは雪が多い。

(2002・2撮影)

 この橋を渡ると、まもなく終点の上高柳バス

停である。秋の山里にやって来たバスに、乗

客の姿は無かった。

(2001・10撮影)

画像は全て、管理人撮影。


現在

 2003年8月1日より、加茂市営市民バス(自家用有償運送)による運行に切り替わった。市民バス化により、加茂川沿いに集落を結ぶ「中奥線」とも統合され、一旦中奥農場・水源地方面へ運行してから、西山、そして最後に上高柳を目指す(復路は逆)という運行経路になっている。本数も7往復程度に増強され、上高柳までの運賃も若干値下げになっている。
 現在は、市民バス用に用意した路線仕様のマイクロバス(三菱ローザ)で運行されているが、車検等の都合により、スクールバスや『美人の湯』シャトルバスなどの、市が保有する別のマイクロバスが代走する場合がある。道路は変わっていないので、走る車両が代わっただけという感じだ。「市民バス」の路線として、改めて紹介することになるかも知れない。


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