懐かしの

新潟交通西 曽根駅前〜大野仲町

曽根駅前(西蒲原郡西川町)〜升潟〜貝柄〜木場〜大野仲町(新潟市、黒埼町)

※2002年10月1日 路線廃止※


路線の概要

 JR越後線・越後曽根駅前と、2001年1月1日より新潟市に編入された、黒埼町の中心部だった大野地区を結んでいた路線。路線バス補助制度の見直しに伴い、2002年10月1日に廃止された。
 かつては新潟市内中心部から、旧西川町の中心である曽根地区を結ぶ路線だったが、1985年の路線再編で、大野仲町で路線が分割された。それ以降、郊外側の同路線は年々衰退。最末期は、1日3往復、土日祝日は昼の1往復が細々と運行されるのみであった。

 新潟の狭隘路線としては典型的なタイプで、曲がりくねった自然堤防の上に伸びる集落の中を縫って走っていた。集落の外を整備された県道が通っているが、バスはわざわざ、集落内の旧道を走行していた。特に県道から旧道に出入りする区間、西川町曽根市街地の一部、貝柄地内、同中村地内などは強烈。また、旧新潟交通電鉄の木場駅付近からは、中之口川の堤防上を走行していた。

 この路線では、大型車両も普通に運用され、特に旧式のモノコックバスが、最末期になってもよく運行されていた。ただし、最末期には、土曜休日はコスト削減のためか、貸切格下げを含む中・小型車両が運用されていた。


アルバム

 西川町曽根の街並みを抜け出し、大野へ向かう

バス。この奥に90度直角カーブが1箇所ある。

 夏の昼下がり。古びた街並みに、モノコックバス

が似合う。

 冬季は通学輸送の為、この地点は通らなかった。

(2000・8撮影)

 西川町中村バス停そば。大型バスが、延々と

こんな道路を走っていた。

 バスのいる部分の道幅に注目。脇は用水路

だった。

(2000・12撮影)

 升岡付近?集落内から県道へ合流する少し

手前。

 この時は廃止直前で、小型貸切格下げ車両で

乗車した。

(2002・9撮影)

  

 右は貝柄〜下貝柄間、左は下貝柄〜木場荒井間の、旧西川町・貝柄集落内を車内から撮影したもの。

 車両は上の2枚と同型の、大型モノコックバス。これが普通にこんな所に突っ込んでいた。

(2000・5撮影)

T.Kosugi氏提供。 

 下貝柄〜木場荒井間、下貝柄バス停を発車して

すぐの様子。

 まもなく集落を抜けて、すぐの所が、旧西川町と

黒埼町の境だった。

(2001・2撮影)

 上画像の先、黒埼町との境手前の橋を渡るバ

ス。

 旧道らしい古い橋に、古いモノコックバスが良く

似合う。

(2001年頃撮影?)

読者氏提供。 

 注記のある写真以外は、管理人が撮影。


現在

 旧西川町が新潟市と合併し、合わせて政令指定都市へ移行したため、現在沿線は全て新潟市の区域(西蒲区・西区)となった。とはいえ、沿線の様子は当時とほとんど変わっていない。道路事情も同じだ。強いて言えば、中之口川の堤防強化で、道路が旧新潟交通電鉄の線路跡に移設された位か。
 路線バス廃止後、旧西川町では、無料の福祉バス運行が開始された。ただし毎日運行ではない模様。旧黒埼側は、元々運行されている新潟交通本体の路線バスが、木場地区の集落中心部まで来ているが、当時と比べかなり減便された。電鉄代替バスは大きな変化がない。


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