(2009年初秋 韓国南部の旅 おまけ)

特別編

釜慶バス 釜山市マウルバス 中区1番

忠武洞交差路〜宝水サゴリ〜中区福祉館〜宝水アパート〜中央公園〜東大新3洞〜西女子高校
(全区間、釜山広域市西区・中区)


 釜山広域市・中区唯一のマウルバス(地域巡回バス)路線。路線はリンク先(NAVER地図)の通りで、釜山市の人気観光スポット「南浦洞」「国際市場」「チャガルチ市場」に近い、地下鉄1号線チャガルチ駅至近の忠武洞交差路バス停から北上。宝水(ポス)山の西斜面にある宝水洞の住宅地を抜け、中央公園を経由し、西区東大新洞(トンデシンドン)に所在する西女子高校まで往復する。中区の路線だが、起点の忠武洞、終点の西女子高校を含め、西区を走る区間が多い。

 路線が経由する宝水洞一帯は、急な斜面に住宅が密集するため、通常の市内バスが乗り入れ困難な道路条件である。当路線は、そうした地域をカバーする役割を担っており、宝水サゴリから中央公園にかけて、狭隘路や急坂・ヘアピンカーブなどが連続する。

 当路線の運行は、釜慶(プギョン)バス=本社・沙上(ササン)区=が運行を担当し、始発6:30〜最終23:40まで、12分間隔で運行されることになっている。車両は、韓国のマウルバスでは一般的なマイクロバス(現代カウンティ、起亜コンビ)が使用される。


 本文にも記した通り、今回は民主公園(中央公園下車)への足として利用した。中央公園以北は利用していないが、GoogleEarthで見る限り厳しい感じではなく、市内バスも運行するので、狭隘区間はないと思われる。
 ということで、早速、チャガルチ駅に程近い「忠武洞交差路」バス停へ。

 

 チャガルチ駅3番出口の反対側にある、大きな交差点を北へ少し行った所に、「忠武洞交差路」バス停がある。市内バスとは別個の停留所だ(左画像)。この看板には5路線書いてあるが、釜山市バス路線案内で調べた所、当時も現在も3路線のみの発着だった。
 なお、時刻表の類は、一切掲出されていない。待っていれば来る(笑)。
 待つこと暫し、バスが目の前でUターンして登場(右画像)。マウルバス仕様のマイクロバス(現代カウンティ)だ。当路線には5台のバスが配置され、うち1台は予備車とのこと。
 ちなみに、運転席の隣にも客席があるが……そこに座る勇気はなかったので、ドア直後の席に座った。

 少々時間調整の後、発車。最初は広い道を走るが、突如として狭い路地へ突っ込む。その後、中央公園までは、狭隘路に急坂急カーブ、鋭角交差点の「フルコース」だ。

 恐らく宝水セマウル銀行の先か。

 狭い路地を曲がった先から、急坂急カー

ブの狭隘路が始まる。

 鋭角交差点を2回通過すると、山の中腹の比

較的平らな道になる。

 中央公園で下車し、帰りも当路線を利用して引き返した。
 帰りのバスは、起亜コンビ。少々古びた車両だった。
 今度は最後部の席に着席する。

 宝水アパート付近。奥の山の上が民主公園に

なる。

 傾斜地で土地が狭いせいか、駐車場が確保で

きないのだろう。広くない道が、住人の駐車場と

化している。

 なお、韓国には車庫証明制度はないとのこと。

(一般車のみ。事業用は必要らしい)

 南側のジグザグの折り返し地点(地図参照)か

ら、後方展望動画を撮影。

 なお、撮影終了地点の宝水サゴリ付近は、左

折制限の関係上往復でコースが違う。動画最後

で大通りに出る手前が一方通行だが、往路は郵

便局のワゴンが出て来た小路から入る。

 実は中央公園〜宝水アパート間、特に中央図書館や西区福祉館のあたりは、なかなか強烈な狭隘路がある。Daumのストリートビュー機能より用意したが、こんな感じ。中央公園手前で、マウルバスが写っているのもある。

 ところで、宝水アパート付近の画像で、路駐車両にマウルバスが混じっていたのはお気付きだろうか?行き帰り通った際、ずっと停めてあったので、不思議に思っていた。この時は、車両は技師様管理で自宅前に置くのかと勝手に想像していた。
 しかし、このページを作成するに当たり、韓国の『ウィキ百科』を参照した所、「沿線に車庫がない為、路上で待機しており、宝水アパートの駐車場を車庫として利用している」という内容の記述があった。それで納得したと言えばしたのだが、マイクロバスとはいえ路線バスとして使われている車両が、普通の車に混じって路駐されているというのも、実に奇妙な光景だと思う。


メモ:釜山を訪問する日本人観光客は恐らくほとんど訪れるであろう、南浦洞・チャガルチ・国際市場エリアから出ているので、観光がてら乗ってみるには最適だろう。マウルバスの何たるかが、よく分かる路線のひとつといえる。
 また、釜山タワーと比べると観光客があまり行かない展望スポット・民主公園や忠霊塔(実は釜山タワーより高い)へ行く足としての実用性もある。このエリアにも各級の宿泊施設が多いので、散歩がてら味わうのも良いのでは。
 料金は大人の場合、現金850ウォン(乗り切り)、交通カード800ウォン(乗り換え制度適用対象)となっている。

 忠武洞交差路から中央公園までは、10分強の乗車だ。中央公園には市内バスも乗り入れており(停留所は別の場所)、海雲台(ヘウンデ)方面まで行く38番と、釜山駅、西面(経路注意!!)、東莱(トンネ)方面まで行く43番がある。
 終点の西女子高だと、地下鉄1号線の東大新洞駅が近い他、チャガルチ・南浦洞方面は8番11番、釜山駅方面は2番、国際市場・中央洞方面は135番のバスが使えるようだ。

 詳しいバス路線情報:釜山市バス路線案内 (Internet Explorer以外では、正常に表示されない)
              NAVER・交通地図 (他ブラウザでも問題なし)

★乗車は2009年9月ですが、このコンテンツのデータは、作成時点の2010年12月現在を基準にしております。ご了承下さい。


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