ナツツバキ(夏椿)
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 別名シャラノキ(娑羅樹)。仏教の聖樹の娑羅双樹に擬せられた名前で、いつ誰が言い始めたのかは分かっていません。貝原益軒の「大和本草」には、「真ニ娑羅樹ナリヤ未詳」の注釈付きで、「娑羅樹」としてでています。中国ではトチノキの仲間が娑羅樹と呼ばれ、日本では、ナツツバキのほかに、エゴノキ科のハクウンボクも娑羅双樹として寺院などに植えられるようです(週刊朝日百科「世界の植物66」による)。本物の娑羅双樹は、ヒマラヤのふもとからインドの中西部に分布する高木で、ナツツバキ(ツバキ科)とは別種(フタバガキ科)です。

 6〜7月に、白ツバキに似た大きな花が咲きます。葉は、ツバキのような光沢はなく、固くもありません。樹皮は、サルスベリやリョウブに似て、スベスベしています。下の写真は、天下台山(兵庫県相生市)西斜面のハイキングコース沿いに植えられている木で、撮影は2003年7月7日です。 

(写真はクリックすると大きくなります。)


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