ニガヨモギ(苦蓬)
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 別名、ワームウッド(worm wood)。ヨモギに似ていますが、葉がヨモギよりも細く、白っぽい感じで、7〜8月に黄色い小さな花をつけます。ハーブの1種で独特の臭気があります。衣類や無農薬野菜の「虫除け」に使えるというので、私は2年前から栽培しています。写真は2002年の7月15日(刈り取り直前)に撮ったものです。

 ゴッホやボードレール、ランボー、ヘミングウェイなどが愛飲した「アブサン」というお酒をご存知でしょうか? ニガヨモギを主原料に、アニスやウイキョウなどの香料を加えたリキュールの1種で、アルコール分は90度もあったといいます。1915年3月のフランス(原産国)を皮切りに、現在では多くの国で、製造販売が禁止されています。理由は、ニガヨモギの精油成分が神経系に作用して精神障害をおこす危険があるからだそうです。ゴッホが自分の耳をそぎ落としたのも、アブサンによって精神錯乱に陥ったせいだといわれています。

 以下、「Google」検索で仕入れた知識ですが、ニガヨモギに含まれるツヨン(thujone)という物質がマリファナの有効成分のTHC(tetrahydorocannabinol)に似た化学構造を持っていて、人々を常習、幻覚、錯乱、痙攣、更には狂気や自殺に駆り立てるそうです。日本は、アブサン酒が合法的に飲める数少ない国のひとつで、「合法ドラッグ」として、マリファナの代用にニガヨモギを喫煙する人たちもいるとか。どこまで本当かな?

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