野瀬奥山
Since 2005/01/20


 
 北に天下台山、南に雄鷹台山(御津山脈の最高峰)を従え、そのどちらよりも高い山です。しかし頂上からの眺望は樹木に邪魔されてまったく駄目です。三角点は無く、標石のない「標高点」が設けられているのみです。登山道は北と南と西側から通じています。東側はダイセル化学(株)の私有地で、立ち入り禁止です(有刺鉄線柵が巡らされています)。ダイセルの工場が出来る以前は、野瀬(西側)や馬場(東側)の人々は雄鷹台山と野瀬奥山の間の峠(奥山乗越)を越えて往き来していました。

 北から入る場合は、相生の大谷町(水子地蔵)と揖保川町馬場を結ぶ「馬場坂」を通って「切り通し」に至り、そこから尾根筋を南下するのが一般的です。水子地蔵口の場合は、切り通しまで行かずに途中の「交差点」から右に折れ、関電歩道を行くショートカットコースも使えます。岩屋谷公園から天下台山の公設ハイキングコースを通って切り通しに達する方法もあります。

 南からのコースはいずれも、御津山脈の縦走路を伝って雄鷹台山に至り、そこから北上します。雄鷹台山へは鳩が峰から入るのが最短ですが、野瀬墓地(尻見坂)や大浦西登山口から縦走路にとりつくのも一法です。なお下の地図に示した登山コース(赤線)のうち大浦西登山口〜大師堂間と野瀬尼谷古道は、維持管理がほとんど行われておらず通行者も少ないので、歩き難いかも知れません。駐車スペースは岩屋谷公園、馬場墓地、野瀬墓地、水子地蔵などにあります。

 西からのルートは、野瀬の集落を通り抜けて亀ノ尾川の上流に進み、奥山乗越に達します。途中、野瀬集落を通り抜けた広い道路の舗装が無くなるあたりに、「立ち入り禁止 野瀬自治会」と表示された柵が設けられています。聞くところによると、柵の奥にゴミや犬猫を不法投棄する輩が後を絶たないので、やむなくこのような措置を取っているとのことです。奥山乗越の少し手前には炭焼き窯の跡が残っています。道を間違えやすい場所が2個所あります。そのひとつは柵の奥の土木工事用の広い道路が砂防ダムに突き当たる場所です。よく見ると20mほど引き返した北側に、砂防ダムを迂回するための細い道があります。ここからが本当の山道です。もうひとつはその少し先、北(左)側から支流が流れ込んでいる地点です。支流沿いに遡行せず、支流を渡って本流の上流部へ進みます。

 たとえば野瀬墓地から、尻見坂 → 大師堂 → 雄鷹台山 → 野瀬奥山 → 馬場坂地蔵 → 水子地蔵 → 遠見山トンネルと一周して野瀬へ戻るコースも考えられます。トンネルをくぐらずに、遠見山の頂上へ立ち寄るのも一興です。

 こちらのページに関連記事があります。 → 御津山脈から天下台山への縦走

 (写真はクリックすると大きくなります。)


野瀬埠頭(西)から


水晶山(南西)から


馬場(東)側から


奥山乗越西側の谷から


野瀬の立入禁止柵


南から見た頂上


「相生市内」に戻る

メールはこちらへ
tonbiiwa@gmail.com

since 2005/05/13 4966

5299530