オオシマザクラ(大島桜)
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 山陽自動車道が相生市から龍野市へ入る境界近くの路側帯(登り車線)で、オオシマザクラを見かけました。花はソメイヨシノよりも一回り大きく、開き切ったものは直径5cm近くありました。花びらは純白ですが、ガクや新葉の緑のせいで、緑っぽく見えます。山陽自動車道が建設されたときに植えられたものでしょう。下の写真は2002年3月30日に撮ったものです。

 伊豆諸島の原産で、特に伊豆大島に多いことから付けられた名前です。房総半島や伊豆半島には植栽されて野生化しているものもあるそうです。私は32年前、神奈川県の川崎で社会人1年生になったのですが、その年に見た桜が白かったのを思い出します。当時川崎は、四日市や尼崎などと並んで、大気汚染の深刻な地域として知られていました。それで、「ここでは桜も亜硫酸ガスに脱色されて真っ白になるんだな」と一人で納得していたのですが、ひょっとすると、あれはもともと白いオオシマザクラだったのかも知れません。

 若葉は鮮やかな緑色で、桜餅の皮になります。伊豆で栽培された若木から採った葉が多いそうです。花は花茶に使われます。

 (写真はクリックすると大きくなります。)


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