ジャガイモ(馬鈴薯)
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 ジャガイモの花は、普通は観賞の対象にされませんが、結構美しいものです。ナポレオン時代のパリで、貴婦人が盛装した胸にジャガイモの花を1輪挿して夜会に出席し、注目を浴びたという話もあるそうです(週間朝日百科「世界の植物13」より)。

 下の写真は、私が畑で栽培しているメークインの花です。撮影は2003年5月22日。「盛り」をちょっと過ぎています。

 ジャガイモの原産地は中南米で、日本に入ったのは慶長年間、オランダ船でジャワのジャカトラ(現在のジャカルタ)から長崎県の平戸にもたらされたのが最初といわれています。イモの形が馬の首につける鈴に似ていたことから当時は「馬鈴薯」と呼ばれました。その後、牧野富太郎博士が、「馬鈴薯は中国原産の全く別の植物なので、ジャガタライモ、あるいはジャガイモと呼ぶべきである」と提案しました。そして現在では、バレイショ、ジャガイモの両方の名前が使われています。

 「男爵イモ」は、明治40年ごろに函館ドック社長の川田龍吉男爵がアメリカ原産のアイリッシュ・コブラーという品種をイギリスから輸入して自分の農場に植えたのが始まりで、輸入者にちなんで「男爵イモ」と呼ばれました。この品種は早熟で、収量も多く、北海道の風土に適するので全道に普及し、全国的にも有名になりました。

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