ささゆり苑の石仏群
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 相生市営の斎場「ささゆり苑」の建物の東側に、26体の石仏が祀られた場所があります。中央に如来と地蔵菩薩各1体、その左右にそれぞれ2組ずつ計4組(24体)の六地蔵が並んでいます。この一角は、イブキの生け垣に目隠しされて、ささゆり苑側からは見えません。

 昔は相生市内各地に火葬場(三昧)がありましたが、近代化とともに市営火葬場(ささゆり苑の前身)に集約統合されました。その過程で各地区の三昧をリストラされた石仏たちがここに集められたものと思われます。

 六地蔵の多くはかなり古いものです。「寛延」の文字が読み取れるものが1体ありました。中央の「如来」は比較的新しく、「昭和10年6月建」で、台座裏に世話人の名前が彫られています。したがって、その気になれば、どこの地区の三昧にあった仏さんかは調べられるでしょう。関連情報をお持ちの方は、管理者宛のメールか、こちらの掲示板(BBS)でお知らせくださるようお願いします。→とんび岩の掲示板

 この場所は、天下台山の登山口のひとつでもあります。石仏群の前を左に折れるとすぐ先に「火の用心」の赤い標識が見えます。そこから山へ入ります。道(関電歩道)は北尾根にとりつき、天下台山の頂上へ続いています。関連ページ: →天下台山の登山口(ささゆり苑口)

(写真はクリックすると大きくなります。)

 「ささゆり苑」 東隅方向
 石仏群は画面中央の生け垣(イブキ)に隠れて見えない。突き当たりの階段を登る。

 向かって左側の六地蔵

 向かって右側の六地蔵

 中央の如来と地蔵菩薩

 如来の台座正面の文字は「無蓋大悲」

 地蔵菩薩

 如来より古そう。

 如来

 表情や光背はモダンな感じ。
背面に「昭和十年六月建」とある。

 如来の台座背面
 
世話人、長船長〜、北本〜、潮見〜、長崎吉〜と刻まれている。「〜」の部分は土に埋もれて見えない。

 向かって右側(手前)の六地蔵

 向かって右側(手前)の六地蔵(拡大)

 寛延年間(1748〜1751)に作られたもののようだ。

 向かって右側(奥)の六地蔵

 左から4番目は台座が新しい。

 向かって左側(手前)の六地蔵

 向かって左側(奥)の六地蔵

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