ドイツスズラン(独逸鈴蘭)
Since 2003/05/05
Last updated on 2007/11/08
| ヨーロッパ原産のスズランです。花屋さんや園芸店で売られているスズランはほとんどがコレだそうです。札幌市内のスズランも、ほとんどが栽培用に輸入されたドイツスズランのようです。日本に野生する「スズラン」と比べて花の香りが強く、花茎が葉と同じくらいの高さになります(日本のスズランは花茎が葉より低い)。花が終わると丸い果実ができ、秋に赤く熟します。 スズラン属には、コンバラトキシンと呼ばれる有毒物質が含まれています。微量では強心剤として作用しますが、量を間違えると、むかつき・悪寒から始まり、ひどいときには心臓が痙攣を起こして死に至ります。ジギタリスの毒性に似た心臓毒です。外国では中毒患者はめずらしくないそうです。スズランを生けた花瓶の水を飲んだだけで死亡した事例もあるそうです。毒性は花部が最も強く、果実も有毒です。 面白いのは、肥沃な土地では葉ばかりが茂って花が咲かないことです。花を咲かせるためには、痩せた土地に植える必要があります(一戸良行「毒草の雑学」による)。次の写真は我が家のドイツスズランです。敷地の片隅の日当たりの悪い荒れ地に植えっ放しで、肥料も手入れも全くやっていませんが、それが幸いしてか、花は毎年咲きます。 |
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