馬場坂を歩く
Since 2000/02/27
Last updated on 2001/02/09


 
兵庫県相生市大谷町の水子地蔵から谷伝いに東へ約5km、峠を越えて揖保川町馬場(うまば)に至る道(馬場坂と呼ぶ)は、1960年代までは荷車を引いて往来出来たそうですが、近年は荒廃が進み、通行困難といわれています。

 筆者は2001年1月19日に、大谷町側から峠までの西半分を、2月4日に東半分(馬場墓地から峠まで)を歩いてみました。その結果、確かに荒れてはいるけれども、歩けないことはないと感じました。大谷町から入って、峠まで行かずに左折して関電歩道経由で天下台山に登るルートは、特に支障なく歩ける状態でした。但し夏場は草葉が一段と茂るので、適季は冬から5月連休まででしょう。

 なおこのページでは、西半分をご紹介します。下方に西半分の詳細地図を添付します。東半分(揖保川町馬場から切り通しまで)については別途ご紹介します。

 水子地蔵の北側を入り、砂防ダムの脇を抜けて、ひたすら沢の北側を進みます(対岸へは渡らない)。始めの数百メートルはきれいに草刈りがされていました。また入口100mほどには飼い犬のフンが多いので、足元の注意が必要です。

 途中に木の橋が2つあります。一つ目は腐っていて危険でしたが、近くの立木を切って仮橋を作り、渡れるようにしておきました。2つ目の橋は72kgの私が乗って(何とか)大丈夫でした。草葉が茂って道幅を狭めていますが、2000年春頃(?)にどなたかが手を入れてくださったようで、比較的歩きやすくなっていました。またこのときに付けられたと思われるピンクのテープの目印が、天下台山頂上まで続いていました。

 1kmほど進むと川沿いに廃屋があります。舞台造りになっていて中に祭壇があるので、何かを祀っていた建物ではないか(?)と思います。屋根が剥がれて雨が漏り、床板が腐りかかっていました。対岸の岩の上には小さな石像(不動尊?)がありました。

 1.5kmほど(峠までの3分の2)で関電さんの道(関電歩道)との交差点に出ます。 関電歩道は良く整備されており、左折すると天下台山頂上に至ります(上述のピンクのテープは左折して頂上へ続いています)。筆者は(左折せず)直進して峠に向かいました。

 峠(馬場坂地蔵)に向かう道は、下草(コシダなど)が一段と茂って道幅を狭めています。しかし歩けないことはありません。歩行の邪魔になるイバラの類は筆者が切り払いながら進みましたので、今年の5月頃までは、ヤブ山好みの皆様には、快適なブッシュではないか(?)と考えます。

  写真を撮りながらゆっくり歩いても、1時間足らずで峠に着きました。 お地蔵さん(馬場坂地蔵)は小さなもので、正面には「八万四千体之内第四千二百五十番」の文字があり、右側面は「発願人 東京上野浄名院地蔵比丘妙運」 と読めます。

  このお地蔵さんの詳しい説明は、こちらのページにあります。 → 妙運和尚の地蔵尊

  (画像はクリックすると大きくなります。)

 馬場坂地蔵(72KB)

  峠は切り通しになっており、両側の苔むした立派な石垣が往時を偲ばせます。

 峠の切り通し(118KB)

 切り通しの少し手前から北へ向かう道が分岐しています。この道は良く整備されていて、天下台山頂上や岩屋谷へつながっています。 従って、馬場坂地蔵参詣が目的の場合は、大谷町よりも岩屋谷から入った方が、道はしっかりしています。

 東半分(揖保川町馬場から切り通しまで)についてはこちらのページを見てください。 → 天下台山の登山口(馬場墓地)

 なお、揖保川町馬場側の入口には 「右相生町四十七丁  左室津港五十丁」と彫られた、次のような石碑があります。

 馬場口の石碑(94KB)

 関連ページ → 馬場坂

 関連ページ → 天下台山の登山口(水子地蔵)

地図




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