ザイフリボク(采振り木)
Since 2005/05/01
Last updated on 2005/09/10


 日本の山地に広く分布するバラ科の落葉高木です。4〜5月の若葉がまだ開ききらないころ、枝先に房のように群がった白い花を咲かせます。その花序の様子が采配に似ているところから「采振り木」と名付けられました。花序を白い四手(しで : 神前に供える幣帛の1種)に見立てて、シデザクラ(四手桜)とも呼ばれます。

 若い葉の両面(特に裏側)は綿毛が密生していて、銀色に輝いて見えます。

 下の写真は今年(2005年)の4月25日に、天下台山(兵庫県相生市)で撮影したものです。あちこちにたくさん咲いていました。昨年は全く駄目でした。同山でほぼ同じ季節に、よく似た白い花を付ける木にアオダモがあります。そのアオダモの花も、昨年は全く見かけませんでしたが、今年はザイフリボク以上にたくさん咲いていました。

 2003年10月19日の朝日新聞記事(学芸部・牧山雪)によると、「ザイフリボクの実は、そのまま食べても、渋くてあまりおいしくありませんが、果実酒にすると、ブランデーのような味になる」そうです。今秋には是非、漬け込んでみたいと思っています。

 【関連ページ】 → アオダモ 

(写真はクリックすると大きくなります。)



 【追記 2005/09/10】

 昨日9月9日、天下台山でザイフリボクの果実を100gほど採ってきました。氷砂糖20gと一緒に果実酒用のブランデー(35%)に漬け込みました。粒が小さいので、多量に集めるには相当の手間がかかりそうです。

 

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