15cmF5-BINOのキャリブレーション(calibrattion)
「調整方法」という言葉が双眼初心者の方との齟齬を生ずる原因となっていたように思いますので、代わりに
キャリブレーション(calibrattion)という英語を使わせていただくことにします。
15cmF5-BINOは鏡筒(の平行度)の調整機構を省くことで、鏡筒2本からの追加重量ほぼゼロでBINOを構成しています。
また、調整機構がないのですから、調整が狂うこともありません。 極めてシンプルで、初心者にも優しいBINOであると言えます。
ただし、このBINOは、2つの鏡筒バンドをメガネ型に連結した物を前後に2組(合計4個)配置したフレーム構造を採っているため、
水平方向には鏡筒の平行度が狂う要素は全くありませんが、強くねじると、上下方向にねじれることがあり(その特徴を初期調整に利用しています)ますので、それを原点に復帰させる方法は知っておいていただく必要がございます。
ということで、”ゼロ設定”というような意味で、”キャリブレーション(calibrattion)”という言葉を使わせていただきました。
どんな時に”キャリブレーション(calibrattion)”が必要なのか?
EMSのYノブ(金色の矢印シール)は常にほぼ原点方向(第2ミラーユニットの方向)を指しているのが理想です。 観察に支障がなければ、多少矢印が倒れていても、そう神経質になられる必要はありませんが、それが常時45度以上倒れた状態になるようでしたら、BINO全体がねじれていますので、次のようにして復元してください。(”ねじれ”は、BINO本体全体のねじれのことです。(下右の画像)。 このようなねじれが生じますと、EMSのYノブが原点位置の状態では、左右の鏡筒の像が上下にだぶることになります。)