15cmF5BINO新型"VERSION-8"新発売







(2011年2月15日)

 銀ミラー移行後の2回目のVERSION-UPです。 


 今日までに培ったノウハウを結集し、
        DEEP-SKY用BINOとしての能力をさらに際立たせました。


VERSION-7(直前モデル)からの改善点:

    1.EMSの第1ミラーハウジングの大型化

    2.クレイフォード・フォーカサーの大型化;
              2.5インチ(内径65mm)→3.5インチ(内径90o)

    3.目幅クレイフォードの剛性アップ



 価格は当面旧バージョン価格で据え置きます。

 写真の1号機は3月7日に売約済みとなりましたが、現在お問い合わせいただいている 方々には優先的に対応させていただく所存です。(3月8日)(2号機は納期約1か月半、3号機は約3か月の納期予定)

 


メガネのマツモト代表
   松本龍郎
Tatsuro Matsumoto
E-Mail






 
  


 
15cmF5BINO新型"VERSION-8"価格表(消費税込み)(2011年2月15日)

                               
本体価格 本体重量幅広改造HF経緯台BINO本体+経緯台の価格
15cmF5BINO \468,00015kg\34,800\502,800


カウンターウェイトシステム
counter weight system
OPTIONS \9,800


 ファインダー、アイピース、三脚等のOPTIONにつきましては、個別にご相談くださいませ。   (倒立像の標準ファインダーは附属します。)




Specifications

対物レンズ アクロマート
有効径 150mm
口径比 F5
焦点距離 750mm
目幅調整範囲 60mm(57.5mm)〜75mm(78mm)
正立光学系 EMS
正立系の反射回数 2回
本体重量 15kg



photo1 photo2 photo3 photo4 photo5 photo6

 

photo7 photo8 photo9 photo10 photo11 photo12 photo13

 

 第5世代仕様(VERSION-5)以降、素材鏡筒の純正フォーカサーよりも一回り大きい、2.5インチクラス(内径65o)のクレイフォード・フォーカサーを採用して来ましたが、この度、第一 ミラーハウジングの大型化に伴い、思い切って3.5インチクラス(内径90o)のオリジナルフォーカサーを開発いたしました。

 ミラーハウジングやフォーカサーの大型化は、バックフォーカスのさらなる消費や重量増を伴うのが通例ですが、 鏡筒フランジをフォーカサーの外筒構造物として利用するという独創的なアイデアにより、追加重量なしで、逆に従来以上のバックフォーカスの追加確保という、大きな副産物まで獲得しました。

 接眼部の大型化は、最大限の周辺光量の確保と、コントラストの向上に大きく寄与します。

 写真6は素材鏡筒オリジナルのフォーカサー(左)と、当BINOのフォーカサー(右)を比較したものですが、 右の3.5インチフォーカサーの方がコントラスト向上に於いても格段に有利なことがよく分かります。 





15cmF5-BINOの使い方(3月11日)

 BINO本体が健全な状態を維持している限り、特に注意を要することはありません。 急に倍率を上げた時等にもし光軸のずれを感じられたら、右のEMSの第1ハウジングに設置してあるX−Y調整ノブ を45度以内で調整されることで瞬時に調整することが出来ます。 これも頻繁に必要なわけではなく、同一観察者が 使用する限り、一度高めの倍率で観察された後は、その夜はこのノブさえ触ることはほとんどないでしょう。  X−Yノブと右の鏡筒の像の移動方向の関係については、こちらをご参照くださいませ。   また、同ノブを盛大に回転させないと像が上下にだぶるようでしたら、BINO本体のねじれが生じていますので、以下の方法で復元してください。(これも極めて簡単です。)




15cmF5-BINOのキャリブレーション(calibrattion)

「調整方法」という言葉が双眼初心者の方との齟齬を生ずる原因となっていたように思いますので、代わりに キャリブレーション(calibrattion)という英語を使わせていただくことにします。

 15cmF5-BINOは鏡筒(の平行度)の調整機構を省くことで、鏡筒2本からの追加重量ほぼゼロでBINOを構成しています。 また、調整機構がないのですから、調整が狂うこともありません。 極めてシンプルで、初心者にも優しいBINOであると言えます。

 ただし、このBINOは、2つの鏡筒バンドをメガネ型に連結した物を前後に2組(合計4個)配置したフレーム構造を採っているため、 水平方向には鏡筒の平行度が狂う要素は全くありませんが、強くねじると、上下方向にねじれることがあり(その特徴を初期調整に利用しています)ますので、それを原点に復帰させる方法は知っておいていただく必要がございます。

 ということで、”ゼロ設定”というような意味で、”キャリブレーション(calibrattion)”という言葉を使わせていただきました。


どんな時に”キャリブレーション(calibrattion)”が必要なのか?

 EMSのYノブ(金色の矢印シール)は常にほぼ原点方向(第2ミラーユニットの方向)を指しているのが理想です。 観察に支障がなければ、多少矢印が倒れていても、そう神経質になられる必要はありませんが、それが常時45度以上倒れた状態になるようでしたら、BINO全体がねじれていますので、次のようにして復元してください。(”ねじれ”は、BINO本体全体のねじれのことです。(下右の画像)。 このようなねじれが生じますと、EMSのYノブが原点位置の状態では、左右の鏡筒の像が上下にだぶることになります。)






”キャリブレーション(calibrattion)”の方法

 方法と言うほど難しいものではありません。
   まず、最低倍率のアイピースをBINOにセットし、右のEMSのYノブを原点に戻してみてください。 もし、その時に左右の像が上下方向にだぶって見えていたら、それを打ち消すようにBINO全体を強くねじるだけです。(ねじる方向に迷う必要はありません。 どちらかにねじってみて、もしずれが拡大したら逆方向にねじれば良いのです。) 固くてねじれない場合は、鏡筒バンドの4個のネジをほんの少しずつ緩めてからやってください。(上左の画像)(調整後は、元の状態に締めておいてください。)
 この時、ハンドルやEMS、あるいはフォーカサー等のデリケートな部分を持って ねじらないようにしてください。 フランジ付近の頑丈な部分を、片方は下から、もう片方は上から手を添えて、強くねじります。

 老婆心ながら、付け加えますと、ねじる、というのは、ごく微量であり、この図のように外見で分かるレベルではありません。 低倍のアイピースで地上の目標を見ながら、像が合致するように調整してください。 このキャリブレーションは1次元の調整であることと、像の上下方向のずれには眼の補正がほとんど介入しないので、極めて簡単に行えます。

  横方向については、バンド結束の構造上、狂いは生じ得ません。 低倍用BINOとしては十分に初期調整して出荷しているつもりですが、敢えて追い込みたい場合は、鏡筒バンドの底に紙等のシムを挟んでくださっても結構です。

 地上の近距離の目標については、距離の近さに応じてXノブは反時計回りにいくらか倒れているのが正常なので、それにはあまり神経質になる必要はありません。




ご注文方法と納期


   ご注文は、

1.メールにて、ご注文の内容をお知らせください。(optionのご希望も一緒に
  お知らせください。 また、眼幅(mm)もお知らせください。)

2.返信にて、お振込先をお知らせしますので、セット内容にかかわらず、
 30万円をお振込ください。頭金のご入金の時点で着手順を割り当てさせていただきます。

3.完成直前(1〜2週間前)にご連絡しますので、 その時点で残金をご精算ください。

4.納期は約3か月ですが、個別にお問い合わせください。

5.EMS−BINOの光軸調整は、初期の製品よりも格段に楽になっておりますが、 市販の固定式の双眼鏡等にはないメンテも必要ですので、BINOご注文から完成までの間に、以下のファイルを始めとしたサイト内の関連事項をご参照くださいませ。。  

双眼クイズ

目からウロコ”のEMS-BINOの光軸調整講座

EMS-BINOの調整(2008年12/18の日記)

EMS-BINOの光軸調整について(2009年11/27の日記)

その他、詳細につきましては、お気軽にメールでお問い合わせください。



メガネのマツモト代表
   松本龍郎
Tatsuro Matsumoto
E-Mail








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