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相川さんが画像を提供してくださいました。(2002年3月28日)

  


 私が、150sBINOを入手したのはとある事情からでしたが、三重の服部さんの 影響にほかなりません。BIGBINO(25cm屈折双眼)で見たM42の驚きはいまだ持っ て忘れられません。白く伸びた羽のようなM42はなかなか見がたいでしょう。

 私の所有する150sBINOではBOIGBINOにとてもとてもおよびびませんが、15cm の機動力があると私は思います。今日は、ニート彗星を見に近くの高台にぼり、 観望をしました。私の住むところは天の川が薄く、条件のよい時はそれなりに見 える場所です。
 調べておいた位置に、笠井のWV32(23倍約3度の視野)でハンドルを握って視 野を振ると、しばらくしてかなり大きい、彗星状天体が視野に入りました。あま り、導入の得意でない私ですが、まあまあでしょう。よく見ると、楕円に伸びて います、尾が見えてます。事前情報では10cm双眼で尾が見える、8cmで存在が確 認できるとのことでしたので、観望機材に悩んでいましたが、150sBINOにして正 解のようでした。

重量18kgにHF経緯台、それにビクセンのピラーを使う私は、 「手軽な観測機材よ」と言うにはいくらか重いですが、見えにくい彗星や星雲の ために使うには、最高のライトウエイトスコープに思います。確かに120sのほうが機動 力と見え方のバランスを考えるとよさそうですがあくまでも”市販の10cm双眼鏡に比べて”と但し書きがつきます。運べる15cmとしては重量、コストとともにかなり有利な機材ではな いかと考えます。

 ただ、双眼視というか、双眼望遠鏡に対する、知識、体質がかなり影響します ので、理解しにくい人もいるかもいるかもしれません。

★EMSのメリット・・・私は理解が悪いほうでして、「EMSなんて使わなくてプリズムでもいいじゃない?市販のポロ双眼鏡に大口径レンズをつけるだけでも十分ではないの」かと先日まで思っていました。「2枚のミラーで、光量が落ちるし、 メッキの経年劣化あるしめんどくさいよ」と考えてました(ありがちですね)。  で現在、わかった点をいくつか書き出したいと思います。EMSを使うことによって、 何が違うって双眼鏡でなかなか難しい高倍率も、難なく出せること、シャープな星像を確保できること ですね。

 また、正立のため、導入が簡単。ファインダーを取り付けていない150sBINOを初心者の方がまったく補助 なしで簡単にM78を導入できました。 (M78入れるだけなんてたいしたことないよと言われるかもしれませんが、倒立光学系で赤道儀、 もしくは経緯儀で導入できたかと言うと多分、難しいでしょう。これはEMSが正立、対空であるため と私は考えています)また、ハンドルが便利と言うこともあるでしょう。  メリットではないのですが、双眼鏡に比べ「いろいろな機構が精密で、調整などが大変そう」 「壊しそう」と思い、腫れ物に触るように接してきましたが、もうすぐ一年、すでに2度の事故 (交通事故で微損、強風で転倒)を体験し、それでも、調整するだけでまた使えるという、タフな望遠鏡 に、機構などいろいろな面で教えてもらっています。傷だらけですが、愛着が増してきます。
私なりに、手直しをして稼働率をあげて使っていきたいと思っています。

相川 知久
Minoru Yoshitani
E-Mail








                       


管理者のコメント;

  BIG-BINOの服部さんの画像投稿用掲示板でたまたま上の画像を見つけ、 黒い被写体があまりに美しく撮れているのに感動し、さっそく撮影者の 服部さんとオウナーの相川さんにお願いして画像をいただいたものです。

  ご両名のご厚意に、改めてお礼申し上げます。
  さらに、相川さんには、このコーナーへのご投稿もお約束いただきましたので、 いずれ詳しいリポートを掲載させていただけるかと存じます。

                  (2002年3月28日)

  本日、ついに相川さんより、リポートをいただきました。 ありがとうございました。    実は、相川さんは最初のユーザーから本機を譲り受けられた、二次ユーザーの方です。 このBINOは、世代で言いますと、もともとは1.5世代でした。端数の意味は、最初の納品後に繰り出し装置をGS繰り出し装置 と交換したものの、まだドローチューブの締め付け機構を追加加工していなかったからです。 去年の望遠鏡サミット会場で お会いし、追加加工をお約束し、後に改造を施し、現在は第2世代仕様となっています。

  事故が絶えないようですが、稼働していただいている所以でもあります。 また、自力で復旧されていることにも敬意を表したいと 思います。

                          (2003年2月2日)




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