12cmF5BINO (アクロマート)受注開始







1月に限定的に製作を開始しました12cmF5-BINOが好評であり、同素材鏡筒の 供給も安定しているようですので、同BINOモデルを継続品として受注を開始することにいたしました。  価格は、当面の間につきましては、限定受注時の設定を企業努力によって堅持することにいたしました。


               (2006年3月21日)     
  


                             12cmF5BINO価格表(消費税込み)(2004年3月20日)

本体価格 本体重量スポットファインダー+アリミゾHF経緯台(固定角度65度改造)HAL130改造→110三脚フルセット価格総重量
12cmF5BINO \298,00011kg\6,000\23,000\31,500\358,50016kg






45度正立ファインダー(お勧めオプションその1)(06,4月10日追記)

 付属の望遠鏡型ファインダー(倒立像、直視)を改造して、45度の正立ファインダーを製作しました。

45度正立化改造費用(脚も改造)(OPTION) ----- \ 8,000

45度正立ファインダー(脚付き)--- \13,800

 上の改造費用とは、付属のファインダー(倒立像)を正立像に改造する費用のことです。 下の価格は、完成品として45度正立ファインダーを 別にお求めいただく場合の価格です。(VIXENのアリミゾににマッチするためには、脚の底部をほんの少し削る必要がありますので、 その場合はご指摘ください。)

45度正立ファインダーの特長

1.ファインダーの見口と12cmBINO本体の接眼部が絶妙な位置関係になり、操作性が極めて良好です。

2.市販の31.7サイズアイピースが使用できます。元のファインダーの十字線入り接眼レンズは改造し、31.7サイズのバレルを 設置し、着脱可能としました。十字線はありませんが、たとえばPL25mmと交換しますと、6.7倍の格段に広い 視野が得られます。
(対物のF値(F3.4)とプリズムの関係で、実質口径が約40mmになりますが、十分に明るく鮮明な視界を提供します。単に 口径40mmになるのではなく、50mmの対物のずっと後ろに40mm用の制限絞りを配置した原理になりますので、最初から口径40mm のファインダーよりもはるかに明るい視野を約束します。(周辺光量))

(元のファインダー(8X50)の対物の焦点距離は概測で約168mm、十字線入り接眼レンズの焦点距離は約21mmです。
 一般に、コストの関係で、市販の固定式ファインダーのアイピースは見掛け視界の狭い(30度程度)、簡素な物です。 天体望遠鏡用のアイピースを 使用することで、ファインダーの性能が格段にアップします。
 合焦確認が出来ているのはPLアイピースのみですが、標準のピント位置のアイピースであれば、ほとんど合焦するはずです。やや過剰瞳になりますが、PL32mm(5.3倍)まではケラレもごくわずかで、十分 実用になります。脚の改造は、プリズムで光路を消費するため、ファインダー鏡筒が短くなったためにパイプ部を短縮した もので、元のX-Y調整機能はそのまま残しています。)




本体(のみ)に付属する物

1. PL10mm & PL25mm、各1組 

(これは鏡筒の仕入れ段階で付属するもので、選択できません。仕入れ先と交渉しましたが外せませんでした。 昨今は超高級アイピースに人気がありますが、PLオルソはもともと優秀なアイピースですので、標準品として備えておか れましても、良い比較基準となるでしょう。)(本体の写真の2インチアイピースは付属しません。)

2.望遠鏡型ファインダー8X50 (これも鏡筒付属の物(倒立像)で、1本付属します。正立化改造ご希望の場合は、上記をご参照ください。 )

 (BINOは市販鏡筒を素材にしておりますが、完成したBINOに対しての価格を設定しております。従いまして、付属品につきましては、市販 されている単体鏡筒x2の付属品との不一致もあり得ます。また今後の鏡筒の仕入れルートや仕入れ方法によっては、付属品の変更、廃止もあり得ますので、 ご理解くださいませ。)

 経緯台と三脚について

 VIXENのHF経緯台は標準品でも使用可能ですが、BINOフルセットのフォークは、傾斜角度を65度くらいで固定できるように改造しています。(標準品の固定 角度は垂直と45度のみです。) これは、単体鏡筒よりも重くなるBINOに対応して、転倒防止のための処置です。 三脚はHAL110で、剛性が高く、外観も美しい物です。 屈折鏡筒ということで、高めの脚を用いる方が多いですが、90度対空の場合は、脚は低めが適当です。

(2007年9月19日追記)VIXENのHAL110が製造中止になり、HAL130(¥31,500)に統一 されました。HAL130ですと、身長175p未満の方が低空や地上を観察する際に不便かと思います。当方では、HAL130を110相当に 短縮改造した物を¥31,500で提供いたします。 また短縮改造をご希望の場合は、加工料¥8,000(送料別)で承ります。





ご注文方法と納期


   ご注文は、

1.メールにて、ご注文の内容をお知らせください。(optionのご希望も一緒に
  お知らせください。 また、眼幅(mm)もお知らせください。)

2.返信にて、お振込先をお知らせしますので、セット内容にかかわらず、
 20万円をお振込ください。頭金のご入金の時点で着手順を割り当てさせていただきます。
    残金は完成時にご精算いただきます。

3.納期は約3か月ですが、個別にお問い合わせください。


その他、詳細につきましては、お気軽にメールでお問い合わせください。



メガネのマツモト代表
   松本龍郎
Tatsuro Matsumoto
E-Mail







補足事項

 この双眼望遠鏡は、天体望遠鏡の使用とメンテに十分な経験を持つハイアマチュアを対象に製作しています。 (ただし、多少の学習と訓練によれば、初心者の方でも十分に使いこなすことができます。)

 市販の双眼鏡は、変倍式を含め、ほぼ一体構造のボディーに強固に組み込まれた光学系と共に、突いてもしゃくっても 光軸が狂わないような構造になっています。変倍用のアイピースも、敢えて天体用のアイピースとの互換性を排除して専用規格品 を使用しているのが普通です。
  それは、上記のような本来メンテフリーの双眼鏡でさえ、正しく使用できない方がある市場の実状を熟知した 光学メーカーの常識的な判断の結果であり、今後もユーザーサイドの光軸調整や、市販の2インチアイピースの 使用を許した双眼望遠鏡は、既存の大手光学メーカーから発売されることはないと断言してよいでしょう。

  私は、ハイアマチュアの技量を信頼することで、敢えてそのタブーに挑戦しました。 高倍率まで変倍する 双眼鏡の光軸ずれへの対応には、剛性や精度を徹底して行くという従来のスタンスでは、コストの肥大化と共に、異なる 観察距離への対応等、難題がのしかかります。私は、剛性を追求する代わりに、双方向の調整機構を、しかもX,Yそれぞれの 方向に独立的に持たせることでその解決策としました。
  鏡筒は市販の天体望遠鏡をそのまま利用し、従って、市販の双眼鏡のようなガチガチの剛性はありません。 代わりに、分解容易で、ユーザーサイドでのカスタマイズやupgradeに簡単に対応できるようになっています。   文章にしますと面倒に聞こえますが、最終的にはどなたも使いこなしていらっしゃいますので、神経質になり 過ぎる必要はありません。

  EMS-BINOは楽器に例えることが出来ると思います。 それを活かすのは奏者次第です。優れた奏者との出会いは、 製作者を奮い立たせます。



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