120S,150S-BINO製作状況速報(P4)
2001 to 2004
ID3-BINO(SCHWARZ150S-BINO)がほぼ完成しました。(後、ファンダー台座等)(12月12日)
ID3-BINOは、今月20日に当地でお引き渡しをすることになっています。
(摺動部のグリスを柔らかいものに変更し、合焦機構の粗動の操作性がアップしました。ユーザーの皆さまも、お好みの渋さに
なるようにグリスを変更してみられてはいかがでしょう。(硬軟2種類の混合も可のよう) 剛性を重視して極力固いグリスを用いていましたが
柔らかいものでも問題ないようです。(微動ネジ部は固いグリスがbetterです。))
これは製品とは関係ありませんが、製作作業能率向上のための日々の工夫の一つをご紹介します。
完成して三脚にセットアップした15cmクラスのBINOを、光軸調整のために店内を移動するのも、結構
面倒な作業です。たとえば、調整作業中に突然来客があると、一式を店の隅に移動しないといけません。
以前より何とかしたいと思いつつ、一日延ばしにしておりましたが、この度やっと解決策を見出しました。
結果は上々、指1本で氷の上を滑るがごとく移動できます。(12月7日)
*先日外注に出した合焦装置のパーツのアルマイト加工が完了しました。
*ID2,4は発送済み、ID3は完成間近です。

合焦装置の主要部品の加工が終了しました。 これよりアルマイト加工を手配します。(2004,12月2日)
現在、SCHWARZ150(120)S-BINO用の合焦装置(画像は前ロットのもの)を製作中です。
(無垢材からの加工で、主要部品点数だけで30個、これでもBINO換算では5台分にしかなりません。)
事情(変電所問題)により、納期が遅れておりますこと、深くお詫び申し上げます。
(2004,11月20日)
(市販鏡筒に、ドローチューブ内径やバックフォーカスについて、EMSの存在に対してもう少し配慮があれば、
このような苦労は不要になるのですが、残念ながら新しい鏡筒が発売される度に落胆させられます。やはり、以前に私が
65φ運動を提起させていただきましたように、一般ユーザーさんからの圧力がメーカーに常時届かない限りは、この傾向は
今後も変わらないことでしょう。)

ID-4のBORG100-BINOが完成しました。(2004,11月15日)
砲隊鏡ではありません^^;
この前、過去最大の"D"のEMS-XLを作りましたが、
英国の方より、25cmシュミカセ用の受注があり、最大"D"を更新してしまいました。
EMS-LS(65mmバレル仕様)、ヘリコイド眼幅調整仕様です。
BINO製作上、シュミカセ特有の課題はいくつかありますが、依頼者の方が、ちゃんと組み上げる能力のある方だと
見えましたので、引き受けました。(砲隊鏡ではありません。^^; 写真は接眼スリーブを外しています。) (2004年10月31日)
ID (1)を発送しました。
本日ID-1(150S-BINO) をお送りしました。 ID-2は10月6日頃の発送予定です。
150(&120)S-F5鏡筒用の大型合焦装置のパーツの
在庫切れのため、次はID-4のBORG100-BINOに着手します。大変申し訳ないのですが、
ID-3とID-5以降は約1か月後からの着手となります。 (9月25日)
ID-2を本日発送いたしました。(10月6日)
ID 再ナンバー
更新が遅れて申し訳ございません。作業はさほど滞っていませんが、HPの契約容量が限界に
近付いたため、類似内容の掲載を控えております。
IDナンバーは、BINOのフルセットご注文の方に付けさせていただいておりましたが、単体のEMS、鏡筒お持ち込み
等の方にはIDをお付けしておらず、分かりにくくなって来ましたので、4月21日にご注文いただいた方のIDを1番として
再ナンバーを設定させていただくことにいたしました。 以下に今日までのご注文順にナンバーを付けさせていただきましたので、よろしく
お願いいたします。(4月20日以前にご注文いただいた分は、全て納品済み)
ご注文日 IDナンバー 完成予定 (頭金の入金日がご注文日です。)
4月21日 1 9月下旬
5月 6日 2 9月下旬
5月13日 3 10月中旬
5月28日 4 10月下旬
8月13日 5 10月下旬
8月13日 6 11月上旬
お待ち遠しいこととは存じますが、現在が過去3年で一番空いています。今しばらくお待ちくださいますよう、なにとぞ
よろしくお願いいたします。(2004年9月10日)
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過去最大の"D"のEMS-XLを作りましたので、ご紹介します。対象口径は178mmでしたが、依頼者の方の利用のご
都合(架台寸法の関係だそうです)で、D=272mmという、過去最大の鏡筒スパンのEMSになりました。(このスパンなら25cmクラスに対応します)
EMS-XLの第一ミラーは、大きいとは言え、短径65mmの斜鏡を加工した物で、むやみに大きな"D"はお勧めしませんが、
対物がF9と長焦点だということで、了解しました。 テーパの延長筒(ピンクの矢印)は、無垢のアルミ材から削り出した物で、加工は結構
難物でした。(これで通常のBINOの納期がいくらか遅れました。^^;) (本来なら、ドイツのWENGLER氏の"D"で十分のはず)
ヘリコイドもWENGLER氏に用いた35mm用の物でなく、6X7用を希望されましたが、軽量化の意味では前者が
良かったでしょう。 ただ、6X7用は雌雄のバヨネット部を分解して利用できるので、メンテ等には便利です。(右の写真)
スリーブには、小型のラックピニオンを仕込み、ここで合焦が出来るようにしました。(出荷直前に慌てて撮影しましたので、左右の合焦ノブの向きが揃っていませんが、ここは着脱部分であり、本来は揃えて固定します。青い矢印が合焦ノブ) (2004年8月13日)
更新が遅れて申し訳ございません。
EMSセットのみのご注文を消化し、SCHWARZ150S-BINO用の合焦装置を製作中です。
(6月19日)
昨日、上記合焦装置の全主要パーツをアルマイト加工に
出しました。(6月27日)
ID34(ED130-BINO) を本日発送しました。
これで完成品BINOとしてのバックオーダーはほぼ消化(残り2台)し、数年
ぶりに肩の荷を軽くしています。^^;
SCHWARZ-BINO用の合焦装置の在庫が無くなりましたので、これから次の仕込みにはいります。
(5月1日)
ID32まで完成(お引き取り待ち)し、ID33に着手しています。
バックオーダーの完全消化が近づき、数年ぶりに肩の荷を軽くしています。(4月16日)
EMSケース250個分の塗装が本日完了しました。これから製作が加速しますので、
なにとぞ、今しばらくお待ちくださいませ。(3月26日)
昨日やっとHF経緯台が入荷し、今回分ロットの幅広改造がさきほど完了しました。
メーカーさんは自動的に土日を避けた配達指定をするようで(当方は年中無休^^;)、さらに数日納期が延びて
しまいました。当方の切迫した事情はメーカーさんにはなかなか理解してもらえないようです。
(2004年3月23日)
EMSケースの加工が完了し、塗装を手配しました。
塗装が完了次第、また作業に弾みが付くはずですので、なにとぞよろしくお願いいたします。
(2004年3月15日)
合焦装置のアルマイトは完了しています。
EMSケースも最後の工程ですが、手作業でのM2のタップ切りですので、時間がかかっております。
BINOはID29を発送してID30に着手していますが、単体のEMSと並行して進めて
おります。 HF経緯台の在庫が切れ、まとめて発注しているのですが、納期が延び、今月中頃の入荷予定です。
HPの更新の手間を惜しんで作業を進めていますので、よろしくお願いいたします。(バックオーダーの消化自体は進んでおりまして、
後5台分くらいですので、過去2年で一番空いて来ました。) (2004年3月5日)

合焦装置の加工が完了し、昨日アルマイト加工に出しました。
(右端に見守っているクー(犬)の鼻先が少し写っています。^^;)
EMSケースの加工も並行して進んでいますので、よろしくお願いします。
(2004年2月7日)
150S-BINOの合焦装置が在庫切れになり、新たに5台分を製作中です。
納品が滞って申し訳ございません。EMSケースと並行して工程は進んでいますので、今しばらくお待ちくださいませ。
(2004年1月30日)

EMSケースの在庫が底をついたため、年末から次の仕込みに入っています。
塗装工程に出す前に、多数の穴加工、タップ加工をしなければなりません。ケースの穴位置のレイアウトは、
目的に応じて4種類あるので、おびただしい数のタップ加工に加えて、結構煩雑な作業です。
特に下穴1.6mmの深穴加工とM2のタップ加工は、作業にデリカシーを要求し、下手な人がやるとタップを頻繁に折れ込ませる
ので、他人に任せられません。^^;
(2004年1月10日)
本日、ID28を店頭にてお受け取りいただきました。ID28番さん、微妙な気象条件の中をよくお越しくださいました。(12月27日)
本日ID28番(SCHWARZ150S-BINO)が完成しました。 この方も27日に関東地方より受け取りに見えることになっています。(12月24日)
本日ID27番(SCHWARZ120S-BINO新仕様)が完成しました。年内納品はID28番までとなりますが、
なにとぞご理解くださいませ。( 最近、BINO受注のIDに計上していないミラー単体等の注文
が重なり、IDの消化が遅れており、大変申し訳なく思っております。) (12月5日)
ID26番が完成しました。 この方は当方に取りに見えます。(11月10日)
ID25番を発送しました。
(2003年10月29日)

150S-BINO5台分の合焦装置の基礎加工が終了しました。
(2003年10月5日)
ID24番を発送しました。
大変恐縮ですが、パーツ切れのため、ID25番以降の発送まで今少しのご猶予をお願いいたします。
(3週間以内)(2003年9月29日)
ID24番がほぼ仕上がりました。29日に発送の予定です。(ID24番様、三脚は届いていますね。)
(2003年9月25日)
HF経緯台の幅拡張の種明かし
HF経緯台の幅拡張の種明かしです。フォークの横棒は外見で想像するような単純なパイプではなく、
内径が六角形をした特注の引き抜き材です。横丸棒を真っ二つに切断し、内径ぴったりの真鍮の六角棒で繋ぎます。
本日、8台分の改造が完了しました。
今、フォークの改造を含め、各種パーツの在庫が切れる時期に当たり、少し時間がかかっております。
申し訳ございません。
ID 23番を昨日発送いたしました。ID24番は約2週間ほどでお送りできると思います。
その後、ID25番以降分の合焦機構のパーツの仕込みに入ります。
8月31日更新分のアップロードを忘れておりまして、本日一緒にUPさせていただきます。
失礼いたしました。
(2003年9月8日)
ただいまID 23番に着工しております。ID23番は約1週間後、ID24番はそれから約2週間後に
仕上がる予定です。(2003年8月31日)

ID 21番の発送後、諸事情でBINOの製作が滞り、2か月ほど工程が遅れております。
まずは、納期遅れにつきまして、深くお詫び申し上げます。
今後半年間につきましては、BINOユーザーの方の追加加工等を全面的にお断りし、
新規BINOの製作に集中したいと思っておりますので、なにとぞご理解くださいますよう、
お願い申し上げます。
(写真は、ミラーの座になるアルミチップですが、時々こうしてまとめて加工しています。)
(2003年8月8日)
新型合焦装置のアルマイト処理が完了しました。
これよりID 21番以降の組立に入ります。 ID21番につきましては、1,2週間で仕上がる予定です。
納期が遅れていますこと、深くお詫び申し上げます。 (2003年6月13日)
新型合焦装置の初期ロットの加工が完了し、
本日アルマイト(黒)に出しました。 (2003年5月27日)

製作中の
第4世代SCHWARZ120,150S-BINO用の新型合焦装置(2003年5月23日)
大部分がソリッドなアルミ合金からの削り出しですので、予想以上に時間がかかっていますが、ご了承くださいませ。
写真はBINO6台分の粗加工が完了した状態です。
新型合焦機構の価格は未定ですが、長い間お待ちいただいているバックオーダー分の方につきましては、価格改訂なしで
対応させていただきます。 また、新規にトータル注文をいただく場合も、しばらくの間は旧価格にて製作させていただく
つもりでおります。
受信トレーには皆様からのメールが約2,700通保管されています。半年から1年くらい検討される場合も
ありますので、直ぐには消去できません。ご質問には数時間以内にご返信するように心掛けております。納品待ちの方には、大変
お待ち遠しい事と存じますが、なにとぞご理解くださいますよう、お願いいたします。

大型BINO用合焦機構の試作に成功しました。(2003年5月5日)
大変遅くなりましたが、SCHWARZ150S及び120Sの第4世代仕様の合焦機構の試作に成功しましたので、ご報告
します。
原理は雑記帳の2002年11月28日付けでもご紹介しました。
内筒の筒部外径は75mm(ツバ外径=105mm)、接眼部差込径は65mmです。ステンレス製のロッド
(6mmφ、画像の水色の矢印)
は外筒壁を貫通し、内筒末端のフランジに配置した真鍮製のずん切りネジの中心穴を通り、
合焦つまみ(ピンクの矢印)の少し手前で抜け止め加工にてつまみ部と回転可能な状態で繋がっています。
外筒の止めネジを緩めると、合焦つまみを出し引きすることで粗動(この時、ロッドは内筒のフランジのツバに
繋がったまま内筒と一緒に摺動します。)、止めネジを締めてからつまみを回転させると微動します。
微動時にはロッドは外筒に固定され、外筒壁の中を摺動も回転もしません。ローレット付きの合焦つまみから
真鍮の微動用ネジまでは一体に結合されています。
この部分を回転させる時、中のロッドは固定したままで、フランジ付きの内筒だけが微動します。
粗動ストロークは約45mm、微動ストロークは約25mmに設定しましたが、構造的には制約はありません。
巨大な注射器か高級な内燃機関のピストンのように実用上全くガタがなく、シルキースムーズに作動します。
ロッドが細いので粗動時の回転ガタを心配しましたが、回転ガタも皆無で、杞憂でした。
今回の内筒径はSCHWARZ150S鏡筒のラッパ部品の内径の制約で決まりましたが、コスト的にも元来制約はなく、
今後の応用に期待が膨らみます。
今回の目的にはやや過剰性能で、重くなりましたが、特に15cm以上では対物側のトップヘビーに悩まされて
いましたので、ハンドル部の追加ウェイトが省ける可能性も出る等、むしろ好都合です。
この方式の優れている点は、
1.ラックもヘリコイドも用いず、構造が極めて単純であること。(微動と粗動機構を兼備しながら
二重チューブを要求しない)
2.上記に関連して、高強度と高精度が容易に達成されること。
3.徹底してロープロファイルになること。今回はバックフォーカスの調整(確保し過ぎの回避)
のために外筒部の露出部分を比較的長く取りましたが、構造的には外筒のほとんどの部分を鏡筒内
に入れ込む事も可能で、これにより、鏡筒の切断加工を回避することが出来ます。
また、加工上の都合と、操作時の偶力の発生を最小限にするために合焦ノブが接眼部開口部に接近しましたが、
今回の目的は双眼用であり、最終的な接眼部(EMSの接眼部)が左右それぞれ内方に大きくシフトしているため、
ノブを外側に配置すれば実用上の不便はありません。
画像は、接眼部の止めネジの加工をまだ施していない状態です。表面はこれよりアルマイト処理をします。
少量とは言え、量産に向けまして、これより作業工具のカスタマイズ、治具の製作に取り掛かり、約1週間後
から本格的に第4世代仕様の製作に取り掛かります。
(5月5日)
ID19,を4月15日に発送しました。
ここでSCHWARZ150S-BINOは第4世代仕様の試作に入りますので、少しお時間をいただくことになります。
追って経過をご報告いたします。
(4月15日)

ID17を発送しました。
ID18,19も連続して出来るだけ速やかに(ほぼ1週間ごとの予定)納品させていただく予定
ですので、なにとぞよろしくお願いいたします。
ID20以降は第4世代仕様になる予定ですので、少しお待ちいただく可能性があります。
(3月13日)
本日ID15がほぼ完成しました。
配達指定日等ございましたらお知らせください。
(1月31日)
15台分の台座部の総パーツが完成しました。現在、10台分のウェイト(ハンドル部;黄銅製)を加工しています。
パーツの加工に入りますと、BINO完成品の納品が停滞しますが、ご理解をお願いいたします。(EMS単体のご注文は
従来通りほぼ即納体勢を続けています。)
(12月27日)

7台分の接続リングです。(これより、アルマイト加工外注)
GS繰り出し装置とSCHWARZ鏡筒のラッパ状部品を繋ぐための部品で、以前にもここでご紹介していますが、今回は
ネジ込み方式にして、工程をより合理化しました。(以前はGSの外筒にフランジのつばを残して6本のネジで止めていました)
ただ、GS繰り出し装置の使用もこの7台で最後で、以降からは、より径の大きな独自の繰り出し機構を計画しています。
(風邪をひいて更新が遅れましたが、作業は休んでおりません。)
(12月9日)
ID(12)を発送しました。
ここでパーツ類を消化しましたので、ID(13)以降の約10台分のパーツ類の加工に入ります。
(並行してリピーターの方の諸加工をこなします。)
(11月29日)
ID(10)を本日発送いたしました。
ID(11), ID(12) は20日頃までに完成する予定です。
(11月5日)
ID(9)(SCHWARZ120S-BINO)が完成しました。
諸事情で製作がやや停滞して申し訳ございません。ID(10), ID(11), ID(12) はすべてSCHWARZ150S-BINOで同一規格
なので、比較的素早く完成する予定です。
よろしくお願いいたします。
(10月22日)
今日までにID(7), ID(8) の発送を済ませました。 明日より”望遠鏡サミット”(愛知県)に出掛けますので、
ID(9)以降の製作はその後に再開します。e-mailのご返事が少し遅れますが、よろしくお願いします。(10月11日)
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FS128-BINOが完成しました。(10月6日)
さすがに高級鏡筒だけあって、対物のコーティングの抜けの良さは抜群です。
フード外径がSCHWARZ150より大きく、フォーク幅が心配でしたが、ぎりぎり収まりました。(写真1)
鏡筒の梱包を初めて解いた時、白いこともあってか、SCHWARZ150-F8鏡筒ど同等の存在感があり、バランスを
心配しましたが、意外にさほどトップヘビーでなく、耳軸位置を予定より手前に持って来ることが出来、ポールも
確保していたのを5cm切断、短縮しました。
ファインダー脚が昔ながらのボルト止めだったので、VIXENのアリミゾを付けて、ワンタッチの着脱式に改造しました。(写真5)
運搬用のハンドルを省いたのは、SCHWARZ150-F8-BINO同様、このクラスになると片手で気楽に持てる大きさ(重さ)ではないことと、
構造上設置が困難であること、また追加重量を極限まで減らすためで、予定通りの設計です。EMSを除いた追加重量は
マイナスになったはずです。((素材鏡筒+純正鏡筒バンド)X2)より軽い)
2連鏡筒をを直接抱えると意外に軽く、フォークへの着脱にも腰を痛めることもないでしょう。
アイピースやファインダーを撤去して手前が軽くなった時は写真4のように鏡筒を一番下に下げ、フォークの横棒
にもたれさせておきましょう。左右の鏡筒がねじれていなければ、左右のゴムリングに鏡筒の腹が同時に接地します。
あの重い鋳物製の純正のキャップは、観測現場では使用しない方が良いでしょう(脱落の恐れ)。現場では防水の袋状の物を被せるのが良い
かも分かりません。
鏡筒バンドをメガネ型に組む方法は安直に見えて実用上十分な精度を与え、かつ位置決め調整後にバンドを締めれば剛性も十分です。
これを手抜きと見るか、合理的と見るかはユーザーの方のご意見を待つところですが、今までお作りした同方式のSCHWARZ150-F8-BINOの方には
気に入っていただいているようです。
ただし、今回のFS128は初めての鏡筒であり、重心位置等も未知数でしたし、短縮した鏡筒の末端の外径にネジを切る必要
があったりと、結構難航しました。
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VIXENの繰り出し装置とSCHWARZ150S鏡筒を接続するアダプター(5台分)を製作しました。
(この後、アルマイト加工の予定) (9月29日)
写真は、左から、オリジナル、GS、VIXEN繰り出し装置
ID8, ID9, ID10, ID11, ID12, の方へのお知らせ。
より理想的なBINOを目指して、あるいはより納期を短縮するために、
常に改良を検討しております。
F値の小さい鏡筒(特にF5以下)を使用してBINOを製作する際のドローチューブの内径不足には、常に頭を悩まされて来ました。
その対策として、GS繰り出し装置を採用したのですが(P3ご参照)、この繰り出し装置も
ニュートン反射用に設計されたものであるため、おびただしい追加加工が要求され、また、光束確保の点でメリットである
短いドローチューブも、繰り出し時の摺動保持長が短いために高加重での精度剛性で不利になるというジレンマがありました。
そこで、この度GS繰り出し装置の在庫が切れたのを機会に、まずはダイレクト注文の(マツモトに直接ご注文いただいた方)5台につきまして、試験的にVIXENの
繰り出し装置を使用してみることにいたしました。
VIXENの繰り出し装置はGSよりも摺動保持長が長く、メカ的な精度剛性も
格段に優れています(内筒外径は同じ)。
また、製作者サイドでは、写真のように、末端にネジが切ってあり、GSのように四角い台座から加工する
必要がないこと、ファインダー台座(アリミゾ)があるので別にその手段を用意する必要がないこと、国産品なので大量に在庫しなくても逐次少量
注文が可能であること等のメリットがあります。(これは納期の短縮にも貢献します。)
(素材コストは倍増しますが、今回は追加料金はご請求しません。)
カラーが黒でないですが、地元のEMS-BINOファンの方に実際に
見ていただいた意見では、全く問題ないとのことです。(EMS自体が明るい色ですので)
ただし、VIXENの繰り出し装置も実際に現物を見ますと、全く無加工という訳にも行かず、写真はドローチューブを40mm短縮し、末端部内径も少し削っています。
また、接眼部も2インチ用に改造していますし、予想外に追加加工が出て来て、これまた閉口しています。また、光束確保の点では、GS繰り出し装置の方が有利ですので、その後の製品の設計につきましては、今後の皆様のご意見を参考にして決めたいと思います。
つきましては、該当IDの方で、今まで通りのGS繰り出し装置を希望される方は至急マツモトまでご連絡くださいますよう、お願いいたします。(9月28日)
FS128の鏡筒(ID 7)の短縮加工、及び接眼部の2インチ仕様への改造が完了しました。
ID8 以降のSCHWARZ-BINOの準備も並行して進めていますので、ご安心ください。(写真:SCHWARZ-BINO5台分のバランスウェイト(ハンドル部))
* 今年の双眼望遠鏡サミットに参加される方の自作BINO用のEMSは、全て納品させていただいたかと存じますが、
万一、漏れがございましたら至急ご連絡くださいますよう、お願いいたします。(9月20日)
ID(6)(SCHWARZ150S-BINO)を昨日発送しました。
ID(7)はタカハシのFS128-BINOで別設計になりますので、
ID(8)に取り掛かるまでに少しお時間をいただかなくてはなりません。この間に、納品が遅れています、
EMSのみの製作もこなしたいと思います。
(9月12日)
お知らせ
お陰様で、EMS-BINOも認知度が徐々に上がり、ユーザーの方のすそ野も大分広がって来ました。
ただ、それと共に、各々のユーザーの方の価値観の隔たりに驚かされる場面にも遭遇するようになり、EMS-BINOの存在意義や、製作の意図を改めて表明させていただく必要を感じ、敢えてこの
コーナーに掲載させていただくことにしました。
まず、EMS-BINOは、光学系の操作に慣れている方が注意深く使用することを前提とした光学器械です。
市販の量産品で、一般の天体望遠鏡用アイピースを使用し、さらに光軸調整をユーザーに任せる構造になっている物は
ありません。これは光学メーカーが一般ユーザーの調整技量を信頼していないからです。
EMS-BINOは、その現実に敢えて挑戦した製品ですので、ユーザーの方には、それだけの技量をお持ちいただく必要があるのです。
その意味で、以前より当HPのマニュアル等をご参照いただくことをお勧めして来たのです。。
現実には、技量の高い方ほど当HPをくまなく精読され、ますます技量を高めておられるのに対し、
そうでない方ほど、HPを読まれない傾向があります。
また、EMS-BINOは、現状では、市販の鏡筒を使用していますので、質感等は素材鏡筒のそれに依存することは
やむを得ません。
たとえば、中国製の鏡筒では、多少の塗装むらや局所的な剥げ(当方で補修します)、対物レンズのコーティングの
色の左右での不一致等があり勝ちですが、依頼者の方の大半は、それらを理解し、EMS-BINO本来の90度対空であること等の
より重要な付加価値に対して代価をお支払いくださっているものと信じています。
BINOを作る際の鏡筒のペアリングについては、左右の焦点距離の合致に最重点を置いています。
(9月6日)
ID(5)を発送しました。(9月3日)
改造HF経緯台(幅を広げたもの)を全て消化しましたので、これから8台分の改造加工に取りかかります。
ID(6)もSCHWARZ150S-BINOですが、ID(7)はタカハシのFS128-BINOで別設計になりますので、
ID(8)に取り掛かるまでに少しお時間をいただかなくてはなりません。この間に、納品が遅れています、
EMSのみの製作もこなしたいと思います。
(9月3日)
ID(4)を本日発送しました。
並行して製作していたID(5)も数日中に発送できる予定です。
(8月28日)
10台分の台座のパーツ(耳軸を除く)が完成しました。
いよいよ明日よりID(4)以降のBINOの組立に着手します。
( 必要数のリニアブッシュ、シャフトはすでに確保してあります。)
(8月21日)
10台分の眼幅調整のパーツ(加工中)と、数十台分のミラーの台座です。
(8月19日)
10台分の台座のプレートです。 下の部品と組み立てます。
(8月17日)
ID(3)番(150S-BINO)を8月13日に発送いたしました。
ID(4)番以降の約8台分のパーツの加工に取りかかっております。
ID(7)番以降の今月中の納品は難しいもようです。
(8月14日)
ID(3)番(150S-BINO)の台座が完成しました。(写真)
ID(2)番は昨日(8月4日)発送しました。
(8月5日)
ID(2)番(150S-BINO)がほぼ完成しました。(写真)
ID(1)番は本日発送しました。
(7月31日)
ID (1)番がほぼ完成しました。(写真1)
ID (1)番をお借りして、ドローチューブの調整方法をご説明します。
写真2の黄色い矢印のセットビスの締め具合で、繰り出し装置の通常のガタを調整(修正)します。
このビスの下には、プラスチックのプレートが配置してあり、内筒(ドローチューブ)の締め具合を調整することが出来ます。
繰り出し装置には必須の機構ですが、GS繰り出し装置には元々付いていないので、私が改造して追加設置したものです。
写真を撮影する際、セットビスが良く見えるように、固定ネジを撤去して撮影しました。
回転ガタが目立つ場合は、写真3の矢印の4つのプラスネジを締めると、ギヤの噛み合いが深くなるので、
それを軽減させることが出来ます。
繰り出し装置はさほど複雑な機構ではありませんので、自信がある方はぜひ全分解して構造を熟知していただくことをお
勧めします。 生まれは高級でなくても、手間暇さえかければ、かなり精度剛性を高めることが出来るものです。
意外に繰り出し装置の調整法を知らない方が多く、ガタが生じたままお使いの方を多く見受けますので、老婆心な
がらご説明いたしました。