このたびは素晴らしい作品を提供頂きありがとうございます。
リポートが遅くなり申し訳ありません。
私は東京から200km弱離れたところにある自宅から、お手軽観望中心に楽しんでいます。
病気がちなこともあり遠征は殆ど行いません。
自宅の空は、条件が良い時に天の川が見える程度です。
これまで初期の宮内10cm(45度対空型)
ロシア製SUPER-BINO 15倍110mm(30度対空型)等を使用してきました。
それぞれ印象深い素晴らしい個性を持った機材でしたが、
「倍率が変えられない」
「好みのアイピースが選択できない」
「UHC O3等のフィルターが使えない」
ことに不満を感じていたので、自然と次の選択肢としてマツモトEMSを
考えるようになりました。
ユーザーリポートで井上さんのTeleVue85-BINO(自作)を拝見し、
まず手持ちのプロントをEMS-BINO化しベランダ観望用にすることを考えました。
私は不器用なので自作は最初から諦め、松本さんにご相談しました。
メールで何度もピント外れの質問をしましたが、その度に丁寧に回答頂きました。
問題は既に生産終了している鏡筒をもう1本入手できるかでしたが、
TVJに問い合わたところ、あっさり委託品が見つかり助かりました。
松本さんからはEMS-Mをご提案頂きましたが、拡張性を考慮しEMS-Lを選択しました。
その為、鏡筒を約30mm切断しています。
元々コンパクトなプロントを切断したので「チョロQ」的な印象になりました。
接眼部が重いため対物側にカウンターウエイトが飛び出しているのも外観上の特徴です。
通常は笠井トレーディングのWA12mm(40倍)を使用することが多いのですが
透明度が良い時は、笠井WAE32mm(15倍)も使用します。
プロントBINOを使ってみて「双眼」と「90度正立対空型」の有効性が実感できました。
「双眼」だとバックが多少明るくてもあまり気になりません。
また「自然な姿勢で見る」ことが低コントラストの対象の視認性を向上させているように
感じます。
更に街灯などの光源が直接眼に入りにくくなり、暗順応が容易になる事は
予想外のメリットでした。
プロントBINOを使うようになって「星」の美しさを再認識しました。
もちろん月・惑星や星雲・星団も見るのですが、
星々の間を適当に流して色や配置を楽しむ時が一番楽しいです。
心配していた光軸等の調整ですが、自分で不満を感じない(認識できない)レベルまで
調整するのは簡単でした。ただもう少し追い込める感覚はありますので、
追々習熟していくつもりです。
実は土壇場でDOCTOR OPTICSのSUPER-WIDE12.5mmの2本目を
入手できたのですが、
既に鏡筒切断加工が完了しており、使えないのが残念でした。
決局、これが次のSCHWARZ150S-BINO に繋がります。
150のレポートは後日送付します。