Miniature EMS-BINO completed



EMS超広角双眼鏡完成


 


      2010年6月9日

This first model has been delivered to the client, who is a co-developer, and it is introduced on his website.

 納品とほぼ同時にユーザーの方から美しい写真が届きました。  また、ご自身のサイトでもご紹介くださいました。





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      2010年6月8日

Photo number 5 is added. The mini-BINO could be put into the hard case of NIKON's old 10X70 binoculars.

 NIKONの初期型(Ⅰ型)10X70双眼鏡のハードケースに余裕で入りました。(2インチスリーブは撤去) (写真5)

 これでminiBINO第一号が一応完成しました。 まずはハンディなEMS-BINOの道筋が整ったわけで、今後は小型の対物レンズやアイピースのさらなる進化を待つところです。
 F値が極端に小さい(F5以下)小口径短焦点の対物と超広角長焦点アイピースの組み合わせでは、通常規模の天体望遠鏡(焦点距離500㎜以上?)では(少なくとも眼視では)あまり問題にならなかった、対物レンズ自体のskew光線の収差(コマ等)の問題(超広角視野の周辺ですが)が生じるようですが、またいずれ良い解決策も見付かるでしょう。
 当面は、いさぎよく補正系の光学系を排除して、シンプルな光学系ならではのハイコントラストな視野を取るTRADE-OFFを選択した、と言ったところでしょうか。

      2010年6月3日

The first model of the Miniature EMS-BINO is completed. To optimize the effective image circle at the EMS-M sized housing structure, I used an innovative trick on the second mirror. The "second mirror" means the eye-side mirror.

As you know, EMS-UM has already maximum sized mirrors installed in the limited capacity of the housing cases. Then, how can I squeeze larger second mirror into the housing?

The answer is a trimming wisely done on the meeting edge of the second mirror to the first mirror.

Look at "photo 3". I was successful in setting the "ML" mirror for the normal "M" mirror. This magic resulted in the rich filed of view close to that of EMS-UL at less consumption of the light path with less bulk of mirror housings. Concretely speaking, you will never find any vignettings at using EWV32mm eye-piece of 84 degrees.

 超広角90度対空双眼鏡が完成しました。

 前回の仮組み立てでは、リニアベアリングを完全に固定しておらず、送りネジにグリスも塗布していませんでしたが、今回の本組み立てでは、全く別物の性能を見せてくれました。 プレートのスライド メカは全くガタなく極めて滑らかに作動し、高倍率使用での不安も払拭されました。 因みに、メカプレート部の重量=225gでした。

 今回はコンパクトに仕上げるため、EMS-UMの骨格を採用しましたが、光路長を伸ばさずに有効 イメージサークルを最大限に確保する試みに挑戦してみました。

 ご存知のように、EMS-Mでは、EMS-Sと同じハウジング構成(つまり同じ光路長)を採用しながら、ミラー形状を最適化することで、すでに最大の有効イメージサークルを確保していますが、第1ミラーとの干渉部をさらにトリミングした、より大きい第2ミラーを使用しました。(写真3のML) 結果は上々で、EMS-UMの光路長を維持したままで、 ほぼEMS-ULに匹敵する広角性能を達成しました。

6月4日追加

 パーツ類の重量をざっと測定してみました。  ストラップはやはり極めて有効で、これを使用しますと、手持ちは非常に安全かつ快適で、十分に 安定して見られます。 仮台にでも置ければ、さらに快適でしょう。




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      2010年5月26日

Preliminary assmbly is done.

 リミッターの加工とアルマイトを残していますが、仮組み立てをしてみました。 EMSは、当店に置いている古いサンプル(アルミ鋳物時代^^;)を借用しました。  古いアルミミラーのEMSでしたが、まさしくEMS-BINOの見え方で、チビでも地上観察の迫力には 引けを取りませんでした。

 昨日も申しましたように、メカは一面状のプレートに集約されています。(写真7) 反響を見て、この部分だけを販売しても良いと考えています。 ちゃんと作ってくださるか、不安もありますが、プレートの両面には、外径2インチ(50.8mm)のテーパフランジを配置していますので、 内径2インチの接続管を介して、対物側も接眼側も自由にBINOを構築することが出来るようになっています。 BINO作りに挑戦したい方には格好の教材となるかも知れません。

 対物レンズユニットもメカ部分も非常に軽量なのですが、一番重いのは2インチアイピース、EMSを含めた接眼部の重量は中型BINOに匹敵するわけで、市販の双眼鏡のように片手で振り回すという感じにはなりません。(写真5のような置き方が出来ます。 通常のBINOの感覚だと、信じられませんね。^^;) メカにかかる負荷は予想以上で、このメカのままで100倍近くまで快適に 使えるかどうかは分かりません。もっとも、主目的は広視界の10倍前後なので問題ないですが。

 90度対空なので、手持ちでも台に置くと、極めて安定した状態で、覗きながら微妙に仰角を調整することも出来ます。 90度対空型ならではの使い方があるようです。

 5月27日 追加

 目幅のリミッターを加工しました。 ガイド用の プラスチックボスの下面のストローク分+αをフラット加工し、ネジ(リンク画像の黄色い矢印)を ストッパーにしました。





May 25th, 2010


  
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      2010年5月25日

If you are a dedicated deep-sky gazer, you must have dreamt of the richest field of view, beyond 10 degrees, at the comfortable right angle position.

I am now finding the solutions to realize your dream by a simple mechanical device with the EMS. Handy super rich-field binoculars with a strap is the goal, now reaching.

photo1:

I have chosen an innovative device in place of the traditional horisontal slide mount. The miniature telscope must be so short that it will not look like a normal telescope that has some length of a long tube. The mechanical structure of the device is like a plane vertically placed in the light path of the total optics. Instead of inserting the long scope into the hole of the plate, objective unit and EMS unit is set respectively on each side of the plane to make handy binoculars.

Photo 1 is the position of the minimum IPD.

Photo2:

The IPD extended to some extent. On top of the adjusting central knob is the linear bearing bush and shaft pair.

Photo3:

Under the knob is the plastic shaft and guide groove that promise smooth actions with no back-lash. As long as the two plates are kept in one plane, there will be no collimation problem, and the test result has proved to be perfect.

Photo 4:

A strap can be held rigidly at the corner hollow with a hidden pin.

写真1:

 実視界10度を越える90度対空の視野; ディープスカイマニアなら、誰しも 一度は憧れたはず。 超コンパクトな超広視界手持ちBINOは出来ないか??と考えました。

 目指すは手持ち対空双眼鏡なので、邪魔な鏡筒下のペースプレートを廃し、  対物レンズの光軸に垂直に配置するプレートに、双眼鏡の主要メカを凝縮させました。 まだ光学系ユニットが取り付いていないので、メカプレートが目立っていますが、 双眼鏡に組み上がれば、大部分は対物ユニットとEMSで隠れ、左右の鏡筒?を つなぐ、地図の銀行マーク様の部分のみが見えるのみです。
 写真は最小目幅です。 プレートの穴に2本の鏡筒を挿入する発想ではありません。 該当する手持ち双眼鏡用の対物レンズの焦点距離から、一定の長さを持った鏡筒の外観は すでになく、プレートの向こう側の面に対物ユニット(+合焦用ヘリコイド等)をセットし、こちら側の面に はEMSをセットするわけです。光軸精度は2枚のプレートが完全に平行(同一平面)である限り万全で、 構造的な初期の光軸調整は、両面の接続部でのセンタリングやシムによって簡単に行えます。 スライド機構の作動性の良さはすでに検証済み。

写真2:

 目幅を少し開いた状態。 2つに分かれた2枚のプレートの右上にはリニアシャフトを固定、 左プレートの対応する位置にはリニアベアリングがセットしてあります。

写真3:

 中央の目幅調整ノブの下(上のリニアシャフトの反対側)には、デルリン樹脂のシャフトとガイド溝 を配置し、ガタの無い円滑な動作を実現しました。

写真4:

 ストラップの固定方法を示しています。 強度や使い勝手、また加工性から、ここしかありません。



  

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