ユーザーリポート




長野県の大沢さんが日食観測(2009,7/22)のリポートをくださいました。(2009年7月26日)

Solar eclipse photos by the FC76-Apochromatic Binoscope


  


  実に46年ぶりとなった日本での皆既日食、当地長野でもかつてないほどの 深い部分食を観望する絶好のチャンス、EMS−Binoの双眼の うち左側を眼視、右側を写真用に仕立てて臨みました。
 鏡筒はFC-76、 減光方法は対物フード前面にソーラーフィルタ、眼視側のアイピースは 30mmで丁度良いサイズの太陽が視界に入ります。写真側の方は一眼レフ のフランジバック長が影響し、手持ちの2インチ天頂プリズムよりも 遥かに光路長消費の少ないEMSと言えどもさすがに合焦が難しかったため、 止むを得ず小型の天頂プリズムを使用しました。
(もちろん光路長を短縮する工夫をすればEMSでの写真撮影が可能ですが、 準備時間が無く今回は見送りました)

 さて、2時間半におよぶ観望ですが、疲れというものを全く感じず操作が 可能でした。赤道儀ではないため、手動による定期的な追尾は必要ですが、 飛行する航空機をも追いかけられるEMS−Binoの秀逸な操作性により、 視界を通過する雲の状態などを観察しながら同時に隣では次々とシャッタを切っ ていくことができました。 以上今回の日食のレポートでした。

 私のシステムは銘鏡SCHWARZ D120mm F8.3がオリジナル でしたが、腰を痛めたことから軽量化のためにFC−76の加工をお願いして 載せ換えたものですが、目の肥えたアポユーザをもうならせる (と確信している)SCHWARZF8.3双眼をいつかまた復活させたいと 考えています。(SCHWARZ2本は、発掘された埋蔵文化財のよう に手厚く保護して大切に保管してあります)


Osawa








管理者のコメント;

 大沢さんより、久しぶりのリポートをいただきました。最初にSCHWARZ120-BINOのリポートをご投稿いただいて から、もう8年もの歳月が流れましたが、 その後にアポにリフォームされたものの、今でもEMS-BINOをご愛用くださっていることを知り、 大変嬉しく思いました。 また初期の鏡筒も大切に保管してくださっている由、ありがとうございます。 

 日食の組写真、見事につながって、良い記念となりましたね。  双眼望遠鏡は片方の鏡筒が導入、ガイド用として、もう片方が写真鏡として完璧に光軸が 平行な二連鏡筒として完璧な撮影システムを提供しますが、良い実例をご紹介くださいました。  今後も定期的に面白い観測方法等をご紹介くださいましたら幸いです。




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