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双眼望遠鏡でのSW、楽しませていただいています。 さて、観測日時も場所や条件も異なりますが、アルミミラーと銀ミラーを使用した、それぞれの 観望の印象を報告させていただきます。 1.従来のミラー(150LD双眼望遠鏡)を使用して 9月の連休に五ヶ瀬スキー場駐車場で使用しました。 @「北アメリカ」星雲は写真で見るような形とメキシコ湾 に相当する部分などの濃淡がはっきり分かります。「ペ リカン」星雲はその輪郭が確認できます。 A「網状」星雲は視野ぎりぎりに全体が入ります。西の星
雲は恒星の南北に帯状の星雲が見えます。南側は帯が2
本に分かれたように見えていました。 2.銀ミラーに交換して(150LD双眼望遠鏡) (1)10月に小石原(東峰村)で使用 光学系は五ヶ瀬のときと同じです。 空の状態は天の川銀河が微かに見える程度の透明度が良く ない空でした。 「網状」星雲は、東西の星雲をはっきりと確認することが出来 ました。間にある円く広がった星雲は何とか見えました。 (2)自宅で使用 @対象天体は網状星雲 光学系は五ヶ瀬の時と同じです。 空の状態は、上弦の月が出ていました。透明度は良い方でし た。東の空は福岡市の光で大変に明るいです。こんな空でも「網状」星雲の東側は何とか確認することが出 来ました。(まったく期待していませんでした。) A対象天体は月(月齢8前後) クレーターの内側の複雑な段丘、山の影がよく見えました。 又、「海」の部分の細かな凹凸や谷など飽きることがありませ んでした。 「クラベ6mm」+ショートバーローも使用可能でした。 B 対象天体は木星 木星本体の縞の中の濃淡を見ることが出来ました。衛星は点 像に近い状態でした。3.見えた印象をまとめると @ アルミミラーでも、15cm双眼の口径では相当暗い天体まで 見ることが出来ました。(両眼視の効果は絶大です。) A フィルターの使用(特にOVフィルター)で観望する天 体が広がります。 B 特筆すべきこと ・月を見ていると、これまで口径を絞る事で色収差を抑 えていたのが、銀ミラーへの変更でフル口径を使って も月面を楽しむ事が出来るようになりました。(色収差が少なくなって見えました。) ・木星の縞模様のコントラストが良くなって見えました。 C セミ・アポでも月・惑星用に、これまでより高倍率が使える。 D とにかく、理屈抜きに『両眼視』は良く見えます。これ に慣れたら、単眼視は見えにくく、とても疲れます。 アルミミラーと銀ミラーをサイドバイサイドで見比べた訳で はないので、大変に大まかなレポートになりましたが、今回の銀 ミラー更新で「150LD双眼望遠鏡」がパワーアップしたのは確 かです。今度はベストな空の下で使って見たいです。 銀ミラー導入への道筋を示して下さった方々、それを実現し て下さった松本さん、有難うございました。 |
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富山良兼 |
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富山さんより、150LD-BINOの銀ミラー化の感想をいただきました。
まだ、最高の空の下での観望を待たれる段階だそうですが、中間のご報告として、価値ある
新鮮な情報ですので、掲載をお願いしました。 可視域の各色を最大限に取り込む銀ミラーは、アクロマート等の色収差がある光学系で明るい対象を見た時にはどうなのか、多少心配しておりました が、今回のご報告は意外で嬉しいものでした。 取り込まれる光の量や質と、私たちの眼の生理や心理的なものが 織り成す効果については、まだまだ未解明な部分があるようで、今後のデータの集積が楽しみです。 富山さんのタイムリーなご報告に感謝します。ぜひ続報もよろしくお願いいたします。 |



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