パーゴラ風自転車置き場

 きっかけ

 子供たちの成長とともに、自転車の数も増えてきました。
 これまで、自転車カバーをかけて風雨をしのいできましたが、所詮は一時しのぎの道具でしかなく、改めて自転車置き場を設けるので、新居を構えてからの願いでもありました。(そうこうしている間にも自転車はいたるところから錆が出てきてしまいました)
 
 外構のDIYが一通り終わるのを待っていたかのように、仕事が忙しくなってしまい、約半年間、休眠状態でしたが、心身のリフレッシュも兼ねて、仕事の合間を縫いながら、許される時間をDIYにあてることにしました。
 

●完成予想図・・・ちょっと味気ないので、もう少しデコレーションしたほうが見映えがよさそうです・・・

 データシート

サイズ W約2400o×D約1500o×H約2400o
部材と費用
材 料 単 価 数 量 小 計
WRC材(4×4) 10ft 2,980 4 11,920
WRC材(2×6) 12ft 2,280 2 4,560
WRC材(2×6) 8ft 余りもの 4 0
WRC材(2×4) 6ft ※超特価品Get! 210 4 640
赤松角材 30×40×4,000mm 258 2 516
  〃   30×40×2,000mm 125 2 250
杉野地板 1,250 1 1,250
ポリカーボネート波板 1,150 5 5,750
沓石45cm 余りもの 2 0
沓石25cm 715 1 715
羽子板つき沓石 505 1 505
連結傘釘 312 1 312
砂利(土のう1袋) 276 276
セメント(25kg) 398 458
キシラデコール(1.6リットル缶) 4,450 1 4,450
油性ステイン塗料(0.7リットル缶) 1,980 1 1,980
コーススレッド(51ミリ、65ミリ) 在庫品 適宜 0
スクリュー釘 在庫品 適宜 0
   

 

塗装 油性ステイン(キシラデコール)

 製作過程

@用地買収失敗
 将来を見越して我が家を軸としたベストな場所にしたかったのですが、実家の母との交渉の結果、こちらが折れることになり、母屋の一角に作らざるを得なくなってしまいました(残念!)
Aおなじみのキシラデコール塗装
 毎度同じですが、お気に入りの「カスタニ色」で塗装しておきました。
 においはするのですが、私にはなんとなく懐かしく、DIYの心をくすぐる、「におい」なのです。
B基礎作り
 発掘現場よろしく、おおよその位置を決めて沓石の高さに合わせて掘り下げていきます。そして、砕石を下地にしておいていきます。久しぶりにやったので水平だしに苦労してしまいました。

C基礎固め
 直角方向及び水平を再度確認した後、砂:セメント=3:1のモルタルを作り、周囲と中空部にモルタルを敷いていきます。
 今回は砕石をしっかりと撒いていないので、後々後悔しなければいいのですが・・・
D支柱のサイズをあわせる
 沓石に潜り込む分を計算してカットしたはずなのに、なぜか水平が取れていない?。なんと原因は沓石の中空部分のサイズが違っていた。同じ陳列場所から買ってきたのに・・・。どうしようもなく、現物あわせで水平をとりながら際カットする羽目に・・・。思わぬ時間を食われた!
E4×4材のカットはワークセンターで
 仕事が忙しくてDIYができなかったので、和室のオブジェと化していたワークセンターを久しぶりに引っ張り出してサクサクとカットした。
 4×4材のカットはホームセンターであれば1カット50円、丸のこでやればただだがやはり精度がでない。
 このワークセンターは調整さえできていれば、ほとんど狂いなく直角にずれなくカットできる優れものです。
 
Fほぞ作り
 梁は四方をを2×6材、中部分を2×4材で構成しています。強度を保つためにほぞ組みに挑戦してみました。
 丸のこと手のこで溝を掘り、ノミでたたくと簡単にできました。WRCの加工性の良さが作業を助けてくれます。
G仮組み
 現物あわせで水平を取りながら四方の梁を仮留めし(コーススレッド1本で十分)、その後支柱の垂直方向を確認しながら微調整し、さらにコーススレッドの数を増やしていきます。
 ※この時点で度重なる大きなミスが発覚!。現物合わせを余儀なくされることになってしまった。
H基礎部分を固定する
 沓石と支柱の隙間を埋める場合の基本は「ノロ」(セメントを水で溶いたもの)をですが、今回は沓石中空部の寸法違いもあり、セメント:砂=1:1で配合したやや緩めのモルタルを充填しました。
 これでしっかりと固定されるでしょう。

 

I井桁に組む
 細かい部分のミスはあるものの、何とかここまでこぎつけ、ポリカ波板を傘釘でおさえるための角材(安価な赤松材を使用)を渡しました。
Jポリカ波板を葺く
 ポリカ波板を葺くのは初めての経験ですが、ホームセンターで見た施工手順を頭の中に入れていざ挑戦です。
 ポイントは重ねシロと傘釘を打っていく間隔のようです。最後は井桁の上にのって、おっかなびっくりのへっぴり腰で何とか打ち終えました。
K化粧板を貼る
 側面に補強を兼ねた化粧板を取り付けることにしました。
 材料は木造住宅の屋根葺き下地材として使われている野地板(杉)を使用しました。
 塗装はいつもモノトーンなので、今回はブルー系に塗って印象を変えてみました。(当初計画していた「白」は余りにも周りに合わないのでやめました)

 

Lちょっと一工夫
 2×6材の端材で一輪車置き場を作ってみました。
 小物の収納は意外と中途半端で置き場に困るだけにちょっとしたアイデアで収納スペースができます。(写真は塗装前))
Mとりあえず完成!
 意匠性はやや低く、殺風景な感じもしますが、既に全身筋肉痛になってしまったため、雨風しのげる状態になったので一応これで良しとしました。
 あとは地面の処理でしょうか。
  
  

いい加減な設計の代償は・・・

 図面を引くのが苦手な私は、毎度のことながらノートや裏紙にラフスケッチと大まかな仕上がりサイズを書いて後は現物あわせといういい加減なやり方です。
 
 今回は左写真のように、ほぞ組みの寸法を間違え、唯一、意匠性を考えて加工した部分が無残にもへんてこりんな仕上がりになってしまいました。
 
 やり直そうかと思いましたが、WRCはコストもかかるので泣く泣くこのままとし、後々の教訓にしようと思っています。

 

軒の出はどうするのか・・・
 
 今回、見よう見まねでトライしたポリカ波板葺きですが、現在は右写真のように、雨をしのぐために波板の長手方向をカットせずにそのまま出しています。
 
 インターネット上に掲載されている施工手順(大日本プラスチック株式会社のHP)によると、軒の出の出幅は100ミリとしているようです。
 
 その理由としては、「波打ち現象」(風にあおられてバタバタ音を立てる)を防止するためのようです。
 
 我が家の場合は、通常の傘釘で止めているだけなのでこのままでは「波打ち現象」が発生するかもしれません。対応としては、軒の出の部分の重ねシロ部分をボルト固定してみようと考えています。

 

 感想

 1日あたりの作業時間が数時間+その都度の材料買出しで、足掛け4日間かかりました。
 初めて挑戦したパーゴラ、そして加工方法としてのほぞ組みは、これからのDIYに向けてよい勉強となりました。
 
 当の自転車置き場ですが、これまでの野ざらし+置き場所に苦労していたことを考えると雲泥の差であり、もっと早くやっておけばよかったと思いました。
 
 また、パーゴラ自体はもっと装飾を施し、ウッドデッキやその他のガーデン作品と組み合わせると空間自体に拡がりが生まれ、狭い庭ながらもとてもすばらしい空間に変身するのではないかと思います。
 
 さてさて、次は何を作りましょうか・・・
 (その前に身体の養生が先かな?)

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