種類:トリックテイキングゲーム(ノンビッド系)
原産国:オランダ
プレイ人数:3人
使用カード:各スート2〜5を除く計36枚のカード
ゲームの目的:2位にならないようにする
スタート準備:各人にカードを全て配ります(1人12枚)。最初の段階で切り札は決まっていません。ゲームの途中でで切り札が決まります。
ゲームスタート:ディーラーの左隣の人からゲームスタート。手札から台札として1枚出します。他のトリックテイキングゲームと同じく、他の人は台札と同じスートのカードを出すことができます。そのトリック中でもっとも強いカードを出した人がそのトリックを獲得します。次のトリックは前のトリックを獲得した人から始めます。
ルール1:もし同じスートがなければ、別のスートのカードを出すことができます。最初に別のスートが出てきたときにそのスートが切り札となります。したがってそのトリックは別のスートを出した人が必ず獲得できることになります。また、同一トリックで2人が別のスートを出したときはもちろん先に出した方のスートが切り札になります。別のスートが出た瞬間に切り札が決まるというのがこのゲームの1つ目の特徴です。
カードの強さ: 切り札 J・9・A・K・Q・10・8・7・6 切り札以外 A・K・Q・J・10・9・8・7・6 獲得したカードの点数: A:11点 切り札のJ:20点 K: 4点 切り札の9:14点 Q: 3点 その他のカード: 0点 J: 2点 最終トリック: 5点ボーナス 10:10点 合計157点
注意:切り札が決まると、それまでに獲得したカードの点数も切り札用の点数に変わります。したがって、それまで2点だと思っていたJがいきなり20点、0点だった9が14点という高得点に変化するのです。これがこのゲームの2つ目の特徴です。
切り札:切り札が決まったら切り札はいつでも出すことができます。つまり、最初に出されたカードが切り札でなくて、しかも台札と同じスートを持っているときでも、切り札を持っていれば出すことができます。2人目が切り札を出した場合、3人目はそれよりも小さい切り札は出せません。 ただし小さい切り札しかカードを持っていなかった場合はこの限りではありません。
ルール2:別のスートが1回も出なかった場合は最後まで切り札は決まりません。そのときはJや9のカードの点数が変わらない代わりに8のカードの点数が8点となります。
勝敗:12回のトリックを取り合い、合計点数を計算し、次の方法で勝敗を決めます。
1.一人が全てのトリックをとったらその人が勝ち。 2.一人が1トリックもとれなかったらその人が負け。 3.上記以外なら、100点以上とった人が負け。 4.上記以外なら、二人が同点だったら残りの人が勝ち。 5.上記以外なら、2番目に点数の高い人が負け。
戦術1:つまり、このゲームに勝つには、全てのトリックをとる(ほとんど無理)か、一人に1トリックもとらせない(かなり難しい)か、100点以上とらずにトップになるか、できるだけ低い点数にするか、です。これはかなり高度な戦略を必要とするでしょう。2番になると負けというのがユニークです。この勝敗の方法が、 このゲームの3つ目の特徴であり、最大の魅力だと思います。
戦術2:自分のカードが強い場合、100点に達しないように点数をとっていくのですが、これは結構難しい。自分のカードが弱い場合は、1トリックだけ獲得して、後はひたすらトリックを取らないようにするのがよいでしょう。
補足:点数の計算が面倒ですが、最初に宣言しない分初めての人でも遊びやすいと思います。ゲーム中、常に自分と他人の点数を確認する必要がありますので、慣れるまでは大変かと思います。でも最初は適当にやって最後に勝敗が決まってもそれなりにおもしろいです。