種類:トリックテイキングゲーム(ビッド系)

原産国:スペイン

オンブルとも呼ばれます。

プレイ人数:3人

使用カード:8,9,10のカードを除く40枚のカードを使用

ゲームの目的:宣言以上の点数を獲得する。

スタート準備1:各人に9枚ずつ配り、残りの13枚を山札とします。

宣言:宣言は後述のゲームの種類と、切り札(ゲームの種類による)を宣言します。まず、親以外の2人が宣言し合います。親の左隣の人から宣言します。宣言しない場合はパスして、 もう一人が宣言します。宣言した場合はもう一人はより強い宣言か、パスかセルフを宣言することができます。セルフとは自分も同じ宣言だという意味です。最初に宣言した人は更に強い宣言をするか、セルフかパスします。ただしセルフに対して再びセルフする事はできません。どちらかがパスしたら、次は親が宣言します。パスした子は宣言に参加することはできません。最後の宣言をした子と親との間で宣言し合います。親は更に強い宣言をするか、セルフかパスします。パスなら、子が宣言者になります。親が宣言かセルフをしたら、さらに子が宣言します。こうしてどちらかがパスしたら、パスしなかった方が宣言者に決まります。宣言した人を宣言者(ディクレアラー)、他の2人をディフェンダーといいます。また、子が2人ともパスした場合は親が宣言を行い、親が宣言すれば親がディクレアラーになり、親もパスすれば配りなおしになります。

宣言例:左上から順に宣言されることになります。この場合親が宣言者になります。
子1(親の左隣) 子2(親の右隣)
- シンプルゲーム・ハート セルフ・ダイヤ
- トーン パス
シンプルノロ ソロ・ハート -
ピュアノロ パス -

カード交換:宣言者から順に手札を山札から交換することができます。何枚交換してもかまいません。山札がなくなったらそれ以上交換できません。交換できるかどうかは後述のゲームの種類によります。

カードの強さ:黒のカード(スペード、クローバー)と赤のカード(ハート、ダイヤ)で強さが違います
 黒のカード K・Q・J・7・6・5・4・3・2・A
 赤のカード K・Q・J・A・2・3・4・5・6・7
切り札スート 切り札がスペードまたはクローバーの時
        スペードA・2・クローバーのA・K・Q・J・7・6・・・3
       切り札がハートまたはダイヤの時
        スペードA・7・クローバーのA・A・K・Q・J・2・3・・・6
スペードのA、2または7(2番目に強いカード)、クローバーのA、切り札が赤の時の切り札のA
以上の4枚はマタドールと呼ばれます。
また、ノロゲームの時は切り札はありません。

ゲームの種類:下に行くほど強い宣言になります。
シンプルゲーム:普通のゲームです。切り札を宣言します。
スペードゲーム:スペードを切り札とした普通のゲームです。
  トーン  :山札の1枚目をめくり、そのカードのスートを切り札とするゲームです。
シンプルノロ :宣言者が1トリックも取らない宣言です。カードの交換は宣言者のみになります。
グランドトーン:トーンの一種で、宣言者がスペードのAとクローバーのAを持っている場合(2枚要公開)
  ソロ   :切り札を宣言し、宣言者はカード交換しません。他の2人はカードを交換できます。
 ピュアノロ :宣言者が1トリックも取らない宣言です。カードの交換は誰も行いません。
スペードソロ :スペードを切り札としてソロを行うことです。ただしピュアノロと同じ強さです。
ノロウヴェルト:ピュアノロを宣言者の手札を公開して行います。

ゲームスタート:宣言者の左隣の人からカードを出し、 時計回りに次の人は最初のカードと同じスートのカードを出します。 3人が出し合ってもっとも強いカードを出した人がその3枚のカードを獲得できます。 同スートがなければ別のスートを出してもかまいませんが、このときは勝てません。 ただし切り札であれば勝つことができます。トリックを獲得した人が次のトリックを開始します。

注意:マタドールの4枚は切り札のスートとして扱われます。

ルール:ノロゲーム以外では5トリック目が終了する前にトートと宣言できます。これはそのゲームの全てのトリックを取るという宣言です。トートを宣言すると点数が2倍になります。

勝敗:これを計9回行いすべてのカードを使い切ったところで1ゲーム終了。ゲームの種類により勝敗は以下のように決まります。

 ノロゲーム 勝ち:1トリックも取らない
       負け:1トリック取ってしまう
       大敗:2トリック以上取ってしまう
  その他  勝ち:3人の中でもっとも多くトリックを取る(過半数でなくてもかまいません)
       負け:ディフェンダーの少なくとも一人と獲得トリック数が同じだった場合
       大敗:ディフェンダーの少なくとも一人より獲得トリック数が少なかった場合

点数:ゲームの種類により以下の点数がつく。宣言者が勝った場合は他の2人から表の点数ずつもらい、負けた場合は支払う。ノロゲームについては獲得トリック数が2を越える場合は1つにつき−1点

ゲームの種類 勝ち 負け 大敗
シンプルゲーム −1 −2
スペードゲーム −1 −2
トーン −1 −2
シンプルノロ −2 −2
グランドトーン −2 −3
ソロ −3 −4
ピュアノロ −3 −5
スペードソロ −3 −5
ノロウヴェルト −5 −8

例:ソロで宣言者が勝った場合、宣言者(DC)+6点、他の2人(D1,D2)が−3点ずつ
  シンプルゲームで大敗した場合、宣言者−2点、他の2人+1点ずつ
  シンプルノロで4トリック取ってしまったら宣言者−8点、他の2人+4点ずつ

勝敗 勝ち 負け 大敗
ゲームの種類 DC D1 D2 DC D1 D2 DC D1 D2
シンプルゲーム +2 −1 −1 −2 +1 +1 −4 +2 +2
スペードゲーム +2 −1 −1 −2 +1 +1 −4 +2 +2
トーン +2 −1 −1 −2 +1 +1 −4 +2 +2
シンプルノロ +4 −2 −2 −4 +2 +2 −4〜 +2〜 +2〜
グランドトーン +4 −2 −2 −4 +2 +2 −6 +3 +3
ソロ +6 −3 −3 −6 +3 +3 −8 +4 +4
ピュアノロ +6 −3 −3 −6 +3 +3 −10〜 +5〜 +5〜
スペードソロ +6 −3 −3 −6 +3 +3 −10 +5 +5
ノロウヴェルト +10 −5 −5 −10 +5 +5 −16〜 +8〜 +8〜