種類:トリックテイキングゲーム(ビッド系)
原産国:オーストリア
タロットはもともとゲームとして発明されたものです。54枚のオーストリアのタロットを用いて遊びます。
プレイ人数:3人
使用カード:54枚のタロットカードを使用。78枚のタロットカードから剣と棍棒の1〜6と貨幣と聖杯の5〜10を除く
ゲームの目的:宣言者はトリックを取って目標の点数を獲得する。他の2人はそれを阻止する。
スタート準備1:ディーラーは各人に16枚ずつ(8枚ずつ2回)配り、最後の6枚を場に置き、山札(ウィドウ)とします。
カードの強さ:大アルカナの22枚が切り札になります。 1.大アルカナ(切り札) 22(THE FOOL)・21(THE WORLD)〜1(THE MAGICIAN) 2.小アルカナ Roi(キング)・Dame(クイーン)・Cavalier(ナイト)・Valet(ジャックまたはペイジ) 小アルカナはスートにより強さが異なります。 剣(スペード)・棍棒(クラブ):R・D・C・V・10・9・8・7 貨幣(ダイヤ)・聖杯(ハート):R・D・C・V・1・2・3・4 THE FOOLは0と表示されていることが多いですが、このゲームでは最強の切り札として21の上で22と表します。 スペード・クラブとダイヤ・ハートで強さが違いますが、混乱を避けるために統一しても差し支えありません
宣言:ディーラーの右隣の人から反時計回り順に宣言者となるための宣言をするか、パスします。前の人が宣言していた場合はより強い宣言をする必要があります。宣言のチャンスは一人1回です。宣言の種類は以下の2種類。
スリーサム ウィドウをもらい、36点以上(または35点以下)の獲得を目指します。 ソロ ウィドウをもらわずに、36点以上(または35点以下)の獲得を目指します。
ウィドウ1:宣言者はウィドウをもらう場合は、上から3枚をめくり全員に見えるようにします。欲しいカードだった場合は手札に加え、いらないカードを3枚裏向きにして捨てます。捨てたカードに含まれている点数は最後に宣言者の点数になります。このときキングを捨てては行けません。また、切り札を捨てる場合は表向きにして捨てます。また、残りの3枚のウィドウは相手の点数になります。
ウィドウ2:最初の3枚のウィドウが欲しくないカードだった場合、次の3枚を取り、同じく3枚捨てます。この場合は最初の3枚が相手の点数になり、捨てた3枚は宣言者の得点になります。この場合得失点は2倍になります。
スタート準備2:ソロの場合はウィドウは使用しません。
スタート準備3:ウィドウの交換後、宣言者はゲームの種類を宣言します。種類は次の2種類。宣言者は宣言に従い、トリック獲得を目指し、他の2人(ディフェンダー)はそれを阻止します。
ゲーム1.36点以上(36点以上獲得すると勝ち、未満なら負け) ゲーム2.35点以下(35点以下なら勝ち、36点以上取ってしまうと負け)
ゲームスタート:ディーラーの右隣の人から反時計回りにゲームスタート。手札から台札として1枚出します。他のトリックテイキングゲームと同じく、他の人は台札と同じスートのカードを出すことができます。そのトリック中でもっとも強いカードを出した人がそのトリックを獲得します。次のトリックは前のトリックを獲得した人から始めます。
ルール1:もし台札と同じスートがない場合、切り札を出さなくてはなりません。切り札もないときは他のカードを出すことができますが、そのトリックを取ることはできません。
ルール2:切り札を出すときに、そのトリックで既に切り札が出されている場合はそれよりも強い切り札を出さなくてはなりません。但し、それよりも強い切り札がないときはこの限りではありません。
トリックの点数:獲得したトリックに得点カードが何枚あるかによって、点数が異なります。 得点カードが3枚の時 (3枚の合計点数−2)点 得点カードが2枚の時 (3枚の合計点数−1)点 得点カードが1枚の時 3枚の合計点数 得点カードが0枚の時 1点 カードの点数: 切り札22: 5点 切り札21: 5点 切り札 1: 5点 キング : 5点 クイーン : 4点 ナイト : 3点 ジャック : 3点 その他 : 0点 例)キング、ジャック、8のトリックなら(5+3+0)−1=7点 切り札の18、10、5のトリックなら1点
勝敗:手札が無くなったらゲーム終了。トリックで獲得した点数を計算し、宣言したゲーム(スタート準備3参照)を達成したら勝ち。達成できなかった場合は他の2人が勝ちになります。
点数:勝者は以下の得点を得ます。 ディフェンダーが勝利した場合は2人が獲得した点数で計算し、双方が得点します。 スリーサム/ウィドウ1/ゲーム1 (獲得点数−35)×2+50点 スリーサム/ウィドウ1/ゲーム2 (獲得点数−35)×4+50点 スリーサム/ウィドウ2/ゲーム1 (35−獲得点数)×2+50点 スリーサム/ウィドウ2/ゲーム2 (35−獲得点数)×4+50点 ソロゲーム/ウィドウ1/ゲーム1 (獲得点数−35)×2+100点 ソロゲーム/ウィドウ1/ゲーム2 (獲得点数−35)×4+100点 ソロゲーム/ウィドウ2/ゲーム1 (35−獲得点数)×2+100点 ソロゲーム/ウィドウ2/ゲーム2 (35−獲得点数)×4+100点 宣言、ウィドウ、ゲームの分類については前述の通り