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木造四天王立像


昭和四十七年四月十四日 細江町文化財指定

 この仏像は四天王の一つであるが、腕と持物がなくなっているので四像の何に当たるかはよく分からない。
今は昆沙門天として祀っているのでこの仏像は、四天王の中では多開天に当たることになる。
帝釈天が住む須弥山の中腹で、南の門を護る仏体である。
古くは印度の護世神であったものが仏教に入ってからは、
仏法とそれに帰依する人々を守護する仏になっている。
かつて石田茂作博士の鑑定を受けた時には、「田舎では珍しい貞観仏である」といわれた。
長い間、風雨にさらされたためか、色彩も分からず損傷も甚しいが、
日本作仏最盛期の仏像であるため、力強い量感は少しも落ちておらず、見る人に大きな感銘を与える。

 (細江町史 資料編7巻より)

    
身丈 160センチメートル

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