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瑞光HTML版 ――17――

2003年2月11日

春光日々新たなる候、お集まり頂きありがとうございます。

1 本日の儀式について
 本日も、参拝された皆さんに大般若転読をお手伝いして頂きたいと思います。
 大般若波羅蜜多経は、唐の玄奘三蔵法師様が、インドから中国に持ちかえり、全600巻を漢文に翻訳したものです。この功徳力は全ての災難を払うとされます。私達の大般若経には、始めか終わりのページに、奉納した御先祖様や御寺院のお名前が書かれていますのでご覧下さい。)

      喫茶去C
 1月15日から約4週間、東京都清瀬市の結核研究所で勉強させて頂きました。かつての国民病も、現在では3万人くらいの患者数に減少していますが、若い時に治った結核が再び暴れ出す人もいますので注意が必要です。
 近くに、ハンセン病(らい病)の療養所がありまして、見学させて頂きました。江戸時代、らい病にかかると村を追われ、行き場の無くなった方々は、四国のお遍路さんになったり、身延山におまいりしたりとつらい生活を強いられたそうです。
 私たちの方広寺でも、開山様が、らい病の方々を救う施設をお作りになった歴史があります。その方々をお世話したのが半僧様です。清瀬に行って、改めて方広寺開山様や各地の和尚様方の行いに思いを馳せました。

              合掌

静岡県引佐郡細江町気賀1022-1  瑞光山 東林寺 住職 木村雅芳