紺屋の青兵衛

紺屋の青兵衛(こうやのあおべえ)とは、うなぎに付けられた名前です。 「うなぎや」という落語に出てきます。

偏屈なうなぎ屋の主人が、うなぎを割く職人とけんかして、職人を追い出してしまいました。
そのあと、代わりの職人を雇わずに、自分で悪戦苦闘しながらうなぎを料理してます。
そんな主人をからかおうと来た二人の客とうなぎ屋の主人の会話で、主人がとっさにうなぎに名前をつけてしまったのです。

青兵衛は、数いるうなぎのなかでも一番胴太で、元気なうなぎです。背中が青みがかっているので、紺屋の浜で藍を飲んで育ったのでそうなったのだと、主人が説明します。
ちなみに、背中が黒々したのが「炭屋の浜で採れた黒兵衛」、赤みがかったのが「紅屋の紅兵衛」というわけです。

momosanは、名前にちゃんと意味を付けているところが気に入っています。
「ポチ」だとか、「タマ」だとか、ペットに軽々しく名前を付けていませんか?
彼ら一匹一匹の、人格(?)や、出身地、出生時の状況などの背景を考えたうえで、名前を付けてあげたいのです。

momosanは小さい頃、近くの川で魚釣りをしました。
そのとき、最初に釣れたのが、エビガニ(momosanはザリガニのことを昔から、こう呼んでいました)次に、小さな魚が釣れました。
そこで、その魚に「エビツグ」という名前を付けて、しばらく家のバケツで飼っていました。

ちなみに3日前から風邪気味で、白いお腹を見せて弱々しく泳いでいた白いうなぎは、なんという名前だと思いますか?
答えは「警察の浜で採れた白兵衛」でした。


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