朝10時頃からぼちぼち仕事にかかって

なんとも理想的な仕事を見つけてまいりました。ぜひ、みなさんにもお知らせしたく、このページで紹介しましょう。

まず、その仕事とは?

朝、10時頃からぼちぼち仕事にかかって、昼になったらごちそう食わしてもらって、力仕事なんかせんと、えろうむつかしい責任もたされることもなしに、人と応対するようなこともなく、昼からになったら、のんびりぶらぶらしてて、眠とうなったら昼寝もできて、4時頃になったら仕事が終いで、ようけはいらんけど、日に5千円くらいもらえるとこ

こんな仕事があったのです。ほんとですよ。

「動物園」(どうぶつえん)という落語からもってまいりました。
この題名を見て、ピンとその仕事を当てた方もいらっしゃるかもしれませんね。
この落語は、明治時代にできた新作落語です。わが家の録音テープは、昭和49年寅年の正月に桂米朝師匠が演じたものです。そういえば、今年もちょうど寅年でした。

昭和49年に日に5千円もらえるとこと言っているのですから、今でいえば、日に1万円はもらえるでしょうか?そんな仕事があるか・・・あったんですね。そうです、動物園の檻の中の動物になることなんです。

急遽死んでしまった虎の替わりに、なまけものの男が虎の皮をかぶって、虎になりすます話しです。
たしかに、人とつきあうこともないし、めんどうな責任もなにもないし、一日ぶらぶらしてればいいし、夕方になればおしまいだし、たしかにこんないい仕事はないかもしれませんね。

ちょっぴり風刺の効いている、いい話しだと思います。

たまには、檻の中の虎のつもりで、人間観察でもしてみましょうか?


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