寝るときは、湯のみに水を張ってつけておきなさい



さて、いったい何を水を張った湯のみにつけておきなさいと、いうのでしょうか?

これは、あるお医者さまが、患者に言ったコトバです。

「寝る時は使わないものですからね、湯のみに水を張って、つけておきなさいね」

そうです、ヒントは寝る時は使わないものなのです。
じらさずに演目をお教えしましょう。これは、「義眼」(ぎがん)という話から持ってまいりました。

なんだか、とてもブラックになってしまう話を、落語では、さらりと、おもしろい話にしたててしまいます。

新しい眼を入れてもらって、喜んだ患者は、さっそくひいきにしている遊女のもとに泊まりにいきます。
そして、寝る時は、お医者さまに言われた通り、湯のみに水を張って、義眼をつけておいたのです。

さて、その隣の部屋に、ベロンベロンに酔っぱらった男がおりました。

酔っていますので、たいへん喉が乾いております。

うろうろしていると、そこに水の入った、湯のみがありました(笑)

ごっくんと水を飲み干して…

かわいそうなこの男、翌日から、強度の便秘に悩まされることになるのです。

ああ、あわれこの男の運命は!

続きはまた次週。


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