二つ重ねてケンケンで上がったる

北海道石狩市のkumasanの実家で雪かきをしながら、「愛宕山を登るのと雪かきと、いったいどちらが大変だろう?」と、思ったのでした。

雪かきなんて、庭にある融雪槽に、ママさんダンプで雪をじゃぼじゃぼ放り込めばいいのだと、簡単に思っていたのですが、見るのとやるのは大違い。
さて、始めるぞと、融雪槽のフタを上げようとすると、凍りついててフタが開かない(涙)
やかんのお湯をかけて、やっとフタを開けて、蛇口をひねって地下水を勢いよく出して、さあ、雪をなげるぞと、ママさんダンプ(シャベルの親分みたいなものです)を持った途端…「あ、腰が…」

これを毎日やるなんて、北海道の人はエライ。

今回のコトバは、「愛宕山」(あたごやま)からもってまいりました。
大阪生まれの太鼓持ち、一八(いっぱち)さんが、旦那のお供をして、舞妓たちと京都の愛宕山に登ります。

京都の人間に、なぜかライバル意識を燃やす一八さんは、愛宕山を前にして、舞妓さんたちにこう言います。

「こんな山、二つ重ねてケンケンで上がったる」

しかし、見るのとやるのは大違い(笑)
かんざしをフリフリして軽やかに登っていく舞妓さんの後を、息も絶え絶えに登って行く一八さんなのでした。




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