どう見てもあさってくらいや

おべんちゃらを使って、人を大いにほめちぎって、ただ酒を飲ませてもらおう!という落語です。
「子ほめ」(こほめ)といいます。

誰もが言われて喜ぶのが、「年齢ほめ」です。
自分の年齢よりも若く見られると、ついついうれしくなってしまいますよね。
たとえば、その人が40歳だったら、「どう見ても36、7や」と言ってごらんなさい。お酒はおろか、うな丼、ウニ丼、イクラ丼の豪華丼セットまでおごってくれるかもしれませんよ。

さて、そんなほめ方のコツを教わった喜六さんが、さっそくそれを試してみようと、出掛けます。
出掛けた先は、同じ長屋の家。
今日、赤ちゃんが誕生したばかりの家です。
その赤ちゃんをうまくほめて、一杯ありつこうという魂胆です。

さて、赤ちゃんをうまくほめようと思っても、どうもうまく行きません。
そこで、王道、「年齢ほめ」を一発いこうと、思いますが…

赤ちゃんは、今朝、生まれたばかり…

それよりも若く見えるということを表現するには…

喜六さんは悩みます

悩んだ末に、こう、言います

「うーん、今朝とはお若う見える、どう見てもあさってくらいや」

うーん、明後日からやってくる赤ん坊。

タイムパラドックス落語ですね!




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