子供のようにもうもうしてください



「45、寝るときは、湯のみに水を張ってつけておきなさい」の続きであります。

わからない方はいったん戻って読んでください。

あわれ、義眼の入った湯のみの水をごっくんしてしまった男のその後であります。

前回も言いましたように、男は翌日から強度の便秘に悩まされます。
お通じがないということは、非常に苦しいものであります。健康のバロメーターはなんといってもお通じです。momosanもkumasanに毎日「今日はお通じあった?」と聞いているくらいです。

なにしろお尻に蓋をしてしまったようなもんですから、これは苦しいですよ。しまいには熱が出てきて、ついに男はお医者さまのところへ行きます。

さて、最後にかわいそうな役目がまわりまわってお医者さまに降りかかります。

お医者さまは、便秘の原因を調べようと、「腹中鏡」(ふくちゅうきょう)なる医療道具を取り出します。
これはお尻からお腹の中を覗ける道具だそうです。もちろんこれは「義眼」(ぎがん)という落語の中で枝雀師匠が言っているコトバ。もちろんフィクションです。
ほんとなら、「直腸鏡」が近いかもしれませんね。

さて、いよいよ腹中鏡なる細長い筒を男のお尻に挿入しますよ。
もちろん、仰向けに寝ていては、挿入できませんね。
そこで お医者さまは、男に向かってひとこと

「子供のようにもうもうしてください」

もうもうという格好がどんな格好なのか、みなさんの想像におまかせしましょう。
おわかりにならない方は、お母さんにでも聞いてください。

momosanは小さい頃、「もうもうちゃん」とも呼ばれていたので、実に複雑な気持ちです。

お医者さまが腹中鏡を覗きこむと…

向こうからも、大きなお目目が覗いていました。


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