おん手に鬼手

「住吉駕籠」(すみよしかご)におもしろいコトバが出てきます。

駕籠屋と客が料金の折衝をするときです。

駕籠屋「おん手でやらしてもらいましょか?」

客「おん手てなんぼや?」

駕籠屋「おん手いうたら、指5本で500文ちゅうことで」

客「そこを鬼手にまからんか?」

駕籠屋「へ?鬼手てなんぼのことでございます?」

客「昔から鬼の手は指が3本や言うやないか、鬼の手は指3本、500を300にしとき」

駕籠屋「おもしろうございますけど、鬼手はちょっと辛うございますな」

客「そうか、ほな鳥足といこか」

駕籠屋「な、なんでございます?」

客「鳥の足は3本、それに蹴爪がついてるから300と12文」

駕籠屋「ちょっと待っとくれやす…」

なるほど鬼手というのは指3本だったんですね。
そういえば、妖怪人間ベムの手も指3本でした。
指1本やったら、100文にまけられるのにな、指1本の動物いないかしら?

あ、いました。

サイボーグクロちゃん(わかる人にはわかるでしょう)




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