この、ながーいハシ(箸)で

ぬくぬくと、あたたかくなってきましたね。
もう桜が咲き始めました。

かと思えば、北海道では、相変わらずkumasanが玄関先の雪割りをしております!
じつに、日本は縦にながーい国ですね。 

今回は、すこしシュールな笑いをご紹介しましょう。

枝雀の演目のなかで、「SR」(エス・アール)というのがあります。

時間にして、ほんの1分くらい、落語の枕に使われた、「ショート落語」だと、思って ください。

短いので、ここにハナシの全文をのせちゃいます。

きっと、あなたも読んだあとに、ちょっと身震いしてから、深ーい、シュールな笑いがこみ上げてくることでしょう。
では、どうぞ。

「おっちゃんとこの関東だき、うまいなあ」

「そうだっしゃろ。ハハハッ。なんちゅうたかて、ダシが古うおますさかいな。

太閤はんがまだいてはった頃からの、ダシだ。

その頃のコンニャク、一つか二つ残ってんのちがいまっか、底の方に

いっぺん上げてみまひょか?

この、ながーいハシで

ひひひひひ、どうです?

400年も前から煮込んでるコンニャクの味が想像できましたでしょうか?

また、それを引き上げるために、奈落の底に落ちるような深ーい鍋に、ながーーーーい箸をつっこんでる様子を想像していただけましたか?

「SR」は、シュールレアリスムの略かもしれませんね。




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