あの力、わて無駄やと思うのん

「天狗さし」(てんぐさし)は、前にも一回取り上げました。

おかしな金儲けをぎょうさん考える男が出てきます。

実現できるわけがないし、アホらしいことばかりですが、どうしてその中に、かの万有引力を発見したニュートンや、相対性理論を発見したアインシュタインにも匹敵する大発見があるのです。
今日は、このページをご覧になったみなさんだけに、それをお教えしましょう。

この男、ある力(ちから)が、とても無駄だと発見します。

さて、なんの力でしょうか?

それは、男が餅屋の前を通った時に発見するのです。

餅屋では、もちろん(だじゃれではありません)、餅をぽんぽんついていました。
おもいきり杵を振り上げ、それを勢いよく臼の中に振り下ろします。

バーンと杵を振り下ろす力は、餅をつくのには必要です。
でも、振り上げる時の力(かなり力が入りまっせ)が、無駄だと思ったのです。

うーん、momosanは思わず、目からうろこが落ちました。

日常のなにげない観察から、偉大な理論が誕生する可能性は、大いにあります。

落語から(しかも、上方落語! )、科学界をあっといわせる大理論が、発見されるかもしれないのです。

名付けて、杵つき力学(kumasan命名)

さて、この男、杵つき力学を意外な方向に展開させます。
この、無駄な力を有効に利用しようと思うのです。

頭の上にもうひとつ臼を置いて、そこにも餅を入れて、振り上げる力でそちらの餅もついてしまおうというのです。

しかし、上の臼に入れた餅は、もちろん(だじゃれではありません)、下に落っこちてしまいます。

へえ、万有引力で…




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