町内の生き地獄

momosanの仕事の話しで恐縮ですが、先週、かの枝雀師匠も独演会を開いた大宮ソニックシティ小ホールで、マイク片手にしゃべる羽目になりました。

しかも今回は2回目。

ちょっとスポットライトにも慣れちゃったりしてます、

枝雀師匠と同じ目線で観客席を見てるだけで感無量です。

ひとりひとりのお顔が、以外にはっきりと見えますので、みんなが笑ってるか、怒ってるか、頷いてるかわかります。

常に笑いを追求して、観客全員を笑わせたいと神経をすり減らして、すり減らして、高座に立っていたんですね、枝雀師匠。

momosanの場合は、コンピュータの画面を正面スクリーンにでっかく映して説明する仕事ですから、残念ながら小咄も、ダジャレも言えません。

でも、いつか言ってみたい。

さて、人前でしゃべるということは、相手よりもたくさん勉強しておかないと、とんだところで恥をかきますね。

そこで、今回のコトバは「つる」からもってきました。

何でも知っている甚兵衛はんは、町内の生き字引と言われていました。

そう言われると、ちょっと人間、鼻高々になってしまうのか、知らないことを知っていると言ってしまうのですね。

そこで出たのが「つる」の語源です。

もちろん、うそっぱちな「つる」の語源ですよ。

なにしろ、遠く唐土のほうから首長鳥のオスが、つーっと飛んできて、次ぎにメスがるーっと飛んできたので、「つる」になったというんですよ。

それを聞いた喜六はんがおもしろくて、あちこちに吹聴してまわるという話しです。

喜六はんには、「町内の生き字引」がなぜか、「町内の生き地獄」と聞こえるんですね。

たしかにあたっているかも。


戻りまっか?(演題別索引に)

戻りまっか?(落語のコトバに)