あみだがいけというたんや

まず、いかにもひっかかりそうな「カモ」を見つけます。

そのカモに、いかにもあったような大事件を話します。

手に汗握って聞き入っているところで、最後にバーンと、ダジャレで落として、
「ははははは、はははははー、こういう言葉遊びおもしろいね」

これが、「阿弥陀池」(あみだいけ)という落語です。

人をおちょくって楽しむ落語です。

その第一の事件が、通称「阿弥陀池」と呼ばれている和光寺という尼寺で起きた事件。

この尼寺に強盗が入り、尼さんに向けてピストルをつきつけたのです。

すると尼さんは、まったく慌てず、身体をピストルに向けて、左のお乳をぐーっと突き出したのです!

この辺で「カモ」は手に汗握って、ごくっと生唾呑み込んでたりします。

尼さん曰く「私の夫、山本大尉は日露の戦いで敵の弾丸にこの乳の下を一弾の元に撃ち抜かれて名誉の戦死 を遂げられた。わたしも死ぬなら夫と同じ所を撃たれて死にたい、さあ、あやまたずにこれへ撃て」

すると、強盗はピストルをばったと下に落として土下座します。

なんとこの強盗は、山本大尉に命を助けられた部下だったのです。

こんどは強盗が自分のこめかみにピストルをあてて、死んでおわびしようとします。 

すると尼さんがそれを止めて、「そなたももともと悪人ではあるまい、誰かにそそのかされて来たんであろう、な、誰が行けとゆうたんじゃ」というたら

「はあ、阿弥陀が行けと言いました・・・なんてこというて、はははは、ははははー、こういう言葉遊びっておもしろいね、うふふふ」

momosanはこんな事を考えました。 山本大尉が胸を撃ち抜かれて戦死したのではなくて、これが頭だったら、どうなったのでしょう?

尼さんがつるつるぴかぴかの頭頂部を強盗に向けて、「さあ、あやまたずにこれへ撃て」なんていうたら、オチが来る前に、吹き出してしまうかもしれませんね。

もしも、お尻だったら・・・




戻りまっか?(演題別索引に)

戻りまっか?(落語のコトバに)