なべやーくはらいー

「厄払い」(やくはらい)から、年末にふさわしいコトバを。

昔、厄払いという元手のいらない商売があったそうです。
旧暦の大晦日に、家々をまわって、縁起のよい口上を述べて、ご祝儀に煎った豆とお金をもらえる商売です。花づくし、役者づくし、相撲づくしなど、厄払いの文句を趣向を凝らして、おもしろく述べたそうです。

ある男が、その商売を初めてやってみますが、うまくかけ声が出せません。
本来なら、「やっくはらいまひょ、やっくはらいまひょ」と、大声で言いながら往来を歩かなければ、どの家からも声をかけてもらえません。

すると、そこへ屋台の鍋焼きうどん屋がやってきます。

「なべやーき、うどんー」と、いい調子で声をあげています。

そのとき、男の脳裏にひらめいたのが、この、けったいなコトバだったのです。

「なべやーくはらいー、なべやーくはらいー」

おかげで、鍋焼きうどん屋がお客で大盛況になってしまいました(笑)

では、最後に、このページをご贔屓にしてくださる皆様のご多幸をお祈りして、花づくしでまいりたいと思います。

「あーら、めでたいな、めでたいな。めでたい事で言おうなら、花づくしでげんげを祝うて払いましょ。松蓮春の事なれば、笑うモニタに福寿草、HPは益々御繁昌、朝顔から夕顔までカウンターの絶え間なく、入船千艘出船千艘とほうせん花を巻き上げて・・」
このへんで、お粗末さまでございます。


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