オレンヂについて

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 歌の良し悪しは主観のものである。自分の心に滋養分を与えてくれる歌が自分にとって良い歌である。今に伝わっている古歌は、何かの折りに心に浮かび上がってきて、ああそうか、と納得する時がある。紀貫之の歌などは、殊に若い時には理解しにくい。「むすぶ手の雫に濁る山の井のあかでも人にわかれぬるかな」というような歌を理解するには年齢の積み重ねがいる。若いときに名歌と言われている歌を暗記するということも良いものである。

 

(担当 松井敬子)