lMS-DOS MS-DOS について '96. 7.11  
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.MS-DOS_  バッチファイル    例    未使用   コマンド 
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OSとMS-DOS  MS-DOSを使う  コマンドのパス  長いファイル名  ちょっとしたツール 
Alt+Enter : 全面表示/ウィンドウ表示 切替え '98. 4.22

T OS OperatingSystem
コンピュータを動作させるためには、プログラムで細かく動作を指示する必要があります。
プログラムを作るたびに細かい指示を書くのは大変なので、 よく使われる決まった動作の部分が、OS(OperatingSystem)というプログラムにまとめられました。
OSには、MS-DOSや、UNIXや、Windows などがあります。

カーネル ( Kernel : 核 )
OSの、文字を画面に表示するなどの基本的な動作の部分です。
基本的な動作が集められているだけで、まとまった仕事はできません。
OS以外の普通のプログラムは、これらの部品を呼出して使います。

シェル ( Shell : 殻 )
OSの、ファイルを開くなど 意味のあるまとまった動作をする部分です。
カーネルの部品を組み合わせて作られます。
パソコンを起動すると、まずシェルが動作します。
他のプログラムを動作させるには、シェルに起動してもらう必要があります。
MS-DOS には、command.com というシェルがあります。

アプリケーション ( application : 応用 )
OSを利用するように作られたプログラムは、アプリケーションプログラムと言います。
アプリケーションには、[ノートパッド]や [インターネットエクスプローラ] などがあります。
[ノートパッド] は Windows 用のアプリケーションなので、Windows がなければ使用できません。

T MS-DOS
MS-DOS はマイクロソフトが作った、DOS の商品名です。
DOS は、DiskOperatingSystem の略です。
FDD(フロッピー)や、HDD(ハードデスク)を扱える OS と言う意味です。

MS-DOS には、Command.com というプログラムが含まれています。
Command.com は、キーボードから命令(コマンド)を入力して、ファイルを移動したり、他のアプリケーションプログラムを実行したりできます。
MS-DOS を使うと言うときには、ふつうこの Command.com を使うという意味で使われます。

Windows95 を MS-DOS モードで再起動すれば、OSは MS-DOS になりますが、Windows95 のままでも Command.com を使うことができますのでこの方が便利です。

コマンド Command
プログラム に、動作の指示を与えるための命令(の単語) を言います。
MS-DOS のコマンドは、MS-DOS のウィンドウにキーボードを使って入力します。
MS-DOS のコマンドには次のようなものがあります。
  内部コマンド : DIR など、MS-DOS 自身が処理できる 処理の名前。
  外部コマンド : EDIT など、MS-DOS にあらかじめ付属しているプログラム名。
          EDIT を終了するには、Alt, F, X の順番にキーを押します。
  アプリケーション名 : NOTEPAD など、起動したいアプリケーション名。

コマンドオプション
コマンドの動作の仕方を指示するための記号。
 コマンド名の後に、スペースで区切って記述します。
 例 : DIR /W

コマンドライン
コマンドを入力する位置(行) を言います。
 DIR と入力したときには、DIR が表示されている行。
または、コマンドに与える処理を言います。
 コマンド名(とオプション)の後に、スペースで区切って記述します。
 例 : NOTEPAD ABC.txt

T ファイル
OSが、名前で扱うことができることができる、データのまとまり。
文書やプログラムなどのデータは、名前を付けて保存することができます。
データの発生源や出力先もファイルとして扱われることもあります。

T ディレクトリ directory
ファイルを整理するために、ファイル名を格納したファイル。
階層構造になっていて、上下のディレクトリ(またはファイル)の格納場所のデータを持っています。
ディレクトリは、Windows ではフォルダと呼ばれます。

※ ドライブ drive
ファイルやディレクトリを保存しておくための装置。
FDD HDD CD-ROM DVD MO 等の種類があります。
MS-DOS では、使用するドライブに A B C D ・ ・ ・ のような名前を付けます。
※ 一つのドライブを擬似的に分割して、複数のドライブとして使用することもあります。

ルートディレクトリ root-directory(根幹のディレクトリ)
階層構造になっているディレクトリの、一番上位のディレクトリ。
ルートディレクトリは各ドライブに一個だけ作られ、MS-DOS では \ の記号で表わします。

カレントディレクトリ  current-directory
MS-DOS がファイルを操作できるディレクトリ。
C:\Windows>_ のように、コマンドラインの行頭に表示されています。
作業ディレクトリ、現在のディレクトリ とも呼ばれます。

PATH または APPEND コマンドを使って、カレントディレクトリと同様にファイルを操作できるディレクトリを設定することができます。

パス (ファイルパス) path
ドライブ名とルートディレクトリから、特定のディレクトリまでの、階層を記述したもの。
カレントディレクトリ以外のファイルは、パスと共に指定します。
 例 C:\Windows>D:\TEST\ABC.exe

パス(環境変数) PATH
MS-DOS では SETコマンドを使って 変数を作ることができます。
作った変数は、MS-DOS やコマンドで使用できます。
これらの変数は、主に MS-DOS の動作環境を設定するために使われるので、環境変数と呼ばれます。

環境変数には、名前と用途が決められているものがあります。
PATH には、アプリケーションのファイルパスを代入します。
PATH に代入されているディレクトリは、アプリケーションを起動するときにファイルパスの指定を省略できます。

PATH は特別な変数なので、SETコマンドを使わずに PATHコマンドでも代入できます。
複数のパスを設定するときは ; で区切って記述します。
 例 : C:\WINDOWS>PATH=C:\;C:\WINDOWS;D:\

PATH コマンドだけを実行すると、代入済みのパスが表示されます。
 例 : 
 
C:\WINDOWS>PATH
C:\WINDOWS>C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\DOS;

初期設定では C:\WINDOWS は設定済(代入済) ですから、
WINDOWS ディレクトリのアプリケーションは、どこからでも起動できます。
 例 : 

 
C:\>NOTEPAD.exe
C:\WINDOWS>NOTEPAD .exe は省略できます。
D:\SONOTA>NOTEPAD
PATH が有効なのはアプリケーションファイルだけで、文書などのデータファイルには無効です。
カレントディレクトリをデータファイルがあるディレクトリにし、 PATH にはアプリケーションのディレクトリ(のパス)を設定すると効率的です。
 例 : 

 
C:\WINDOWS>D: カレントドライブを移動します。
D:\>CD ETC カレントディレクトリを移動します。
D:\ETC>NOTEPAD ABC.txt ノ-トパッドを起動し、ABC.txt を開きます。
  PATH=C:\WINDOWS が設定されているものとします。
  従って NOTEPAD.exe はどのディレクトリでも起動できます。
  NOTEPAD.exe はカレントディレクトリにあるテキストファイルを開くことができます。

TIPS.TXT
MS-DOS の外部コマンドが収められている COMMANDディレクトリのパスは、
C:\WINDOWS\COMMAND と表わされます。
T MS-DOS を使うには
スタートメニューから MS-DOSプロンプトを選択するか、エクスプローラを起動して、Windowsディレクトリにある Command.com をダブルクリックします。
これで MS-DOS ウインドウが開かれて、キーボードから DIR などのコマンドを入力できるようになります。

しかし、状況に応じて起動方法などを設定しておいた方が便利ですから、ここで Command.com のショートカットを作って使う方法を述べます。
なお、バッチファイルを作った場合にはショートカットが自動的に作られますので、必要に応じてその設定を後で変更します。

Command.com のショートカットを作る
MS-DOS の起動方法などを個別に設定するには、まずショートカットを作ります。

  1. エクスプローラを起動して、\Windows を選択します。
    Windows フォルダの中にはCommand.com があります。
  2. を、マウスの右ボタンを押したまま目的のフォルダなどに移動して、ショートカットを作ります。
    (右ボタンを離したときにメニューが現れるので、ショートカット をクリックします。)
    ...ショートカット が作られます。
プロパティを変更する
MS-DOS の起動方法は、ショートカットのプロパティで設定します。

今作ったショートカットを右クリックして、プロパティ を選択(クリック)します。
プロパティのウインドウが現れて、Command.com をどのように起動するかを設定できます。
必要な部分を変更します。
(変更されるのはこのショートカットだけで、Command.com 本体には影響を与えません。)

COMMANDのプロパティ                   
ファイルの情報 プログラム フォント メモリ スクリーン その他
 MS
 DS  プログラムC:\WINDOWS\COMMAND.COM
コマンドラインC:\WINDOWS\COMMAND.COM
作業ディレクトリ 
バッチファイルDOSKEY/INSERT
アクセスキーなし
実行時の大きさ通常のウィンドウ
  プログラム終了時にウィンドウを閉じる

[プログラム]...普通は変更する必要はありません。
1文字空けて起動したいプログラム名を書き足すことができます。
たとえば、このショートカットをダブルクリックしたときにノートパッドが起動されるようにするには、次のように変更します。
C:\windows\Command.com C:\windows\notepad.exe
なお、次の「コマンドライン」に Command.com を書く場合は、「プログラム」には適当な名前を付けることができます。
[コマンドライン]...起動したいプログラムを書きます。
そのプログラムが終了したら Command.com も終了させたいときには、1文字空けて /C と書き足します。
ノートパッドを起動する場合は、
C:\windows\notepad.exe
ノートパッドを起動して、Command.com を終了する場合は、
C:\windows\notepad.exe /C
上記「プログラム」に Command.com を書かなかったときは、
C:\windows\Command.com C:\windows\notepad.exe
なお、C:\windows\ の部分は自分のパソコンに合わせて変更します。
PATH を変更しない場合は、C:\windows\ の部分は記述する必要がありません。
[作業ディレクトリ]...作業ディレクトリを指定します。
このショートカットをダブルクリックして MS-DOS ウィンドウが開いたときに、「現在のディレクトリ」がここで指定したディレクトリになります。
MS-DOS ウインドウを起動したときに、作業ディレクトリにあるファイルは、ディレクトリの指定を省略できます。
例えば、C:\ABC と指定しておいた場合、DIR コマンドを実行すると C:\ABC\ のファイルの一覧が表示されます。
[バッチファイル]...Command.com を使う前に実行させておきたいバッチファイルを書きます。
パスやその他の環境変数を設定したいときなどは、バッチファイルを作って、そのバッチファイル名を書きます。
バッチファイル以外のプログラムやコマンドも指定できます。
例えば、DOSKEY /INSERT と書いておけば、以前のキー入力を↑キーで選択でき、キー入力は挿入モードになります。
[実行時の大きさ]...MS-DOS ウィンドウの大きさを指定します。
MS-DOS のウインドウを表示させたくない場合は「最小化の状態」を選択します。
例えばノートパッドと電卓を起動するバッチファイルを作り、上記の「コマンドライン」にそのバッチファイルを指定しておけば、MS-DOS ウインドウが表示されることなくノートパッドと電卓が起動されます。
[プログラムの終了時にウインドウを閉じる]...上記の「コマンドライン」で指定したプログラムの実行が終了したら、MS-DOS ウインドウを閉じます。
バッチファイルを使う場合には、上記の「コマンドライン」に /C オプションも指定してある必要があります。
[フォントの種類]...「ビットマップのみ」を選択しておくと、大文字と小文字の区別がはっきりします。(FTPを行う場合など。)
[メモリ]...すべて「自動」を選択します。
[使い方]...「ウィンドウ表示」を選択します。


作成済みのショートカットのプロパティを変更する場合は、そのショートカットをマウスの右ボタンでクリックします。
Command.com のショートカットは、他のフォルダやデスクトップなどに移動することができます。


T 外部コマンドとパスについて

Command.com は C:\Windows にあります。
DIR や ECHO などのコマンドは Command.com の機能の一部分で、内部コマンドと呼ばれます。

MOVE や COPY などのコマンドは Command.com とは独立した別のプログラムで、外部コマンドと呼ばれます。
外部コマンドは C:\Windows\command にあります。

Command.com は、仕事に必要なファイルを PATH という環境変数の内容を見て探します。
PATH は変数ですから PATH コマンドで書き換えることができますが、その場合は外部コマンドのパスも忘れずに書きます。

PATH の最初の内容は、C:\Autoexec.bat に書かれている内容です。
PATH コマンドで環境変数 PATH を書き換えても、Autoexec.bat を書き換えない限り、次に MS-DOS を起動したときには再び Autoexec.bat の内容に戻されます。


T 長いファイル名について

MS-DOS で使うファイル名は、普通8文字以内にします。

Windows95の中でMS-DOSを起動した場合
長いファイル名も使えます。
DIR コマンドを実行した場合の例を示します。
MICROS~1   <DIR>   96-03-11 8:16 Microsoft Internet
左側の MICROS~1 は、長いファイル名が使えない場合の短縮されたファイル名です。
長いファイル名と短縮されたファイル名のどちらも使えます。

MS-DOS モードで起動した場合
長いファイル名も使えますが、ファイル名は短縮されて表示されます。
DIR コマンドを実行した場合の例を示します。
MICROS~1   <DIR>   96-03-11 8:16
CD コマンドを実行する場合の例を示します。
CD Microsoft Internet 「Microsoft Internet」ディレクトリに移動します。
CD MICROS~1
「Microsoft Internet」ディレクトリに移動します。

非常用の起動ディスクで起動した場合
短いファイル名しか使うことができません。
ファイル名は8文字(全角の場合は4文字)まで、拡張子は3文字までです。

文字をコピーする場合は、MS-DOS のウインドウでは Ctrl+C などのショートカットキーが使えませんから、タイトルバーにある専用のボタンをクリックします。


T ちょっとしたツール
C言語のページにソースファイルを掲載しました。


T

  mtoga@sannet.ne.jp   登録日 '96. 6.15
URL : http://www.page.sannet.ne.jp/mtoga/index.html