William Wordsworth
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―詩人紹介―
ウィリアム・ワーズワース(William Wordsworth
1770〜1850)
イングランド北部湖水地方生まれのイギリス詩人。浪漫派を代表する自然詩人と呼ばれるが、彼の扱う自然は人間の問題と深くかかわり、人間の貴さを歌ったものも多い。
―詩人エピソード―
不遇な詩人として有名で、8歳のときに母、13歳の時には父を失うほか、傾倒して渡ったフランスでも失望してしまったり、恋にも破れてしまい、かなりいらいらした時代が長かったといわれている。そのせいか、彼の詩はどれも無心にかえることを訴えているような気がする。
−A Rainbow−
Poems(1807)より
| A Rainbow My heart leaps up when I behold A rainbow in the sky: So was it when my life began, So is it now I am a man, So be it when I shall grow old, Or let me die! The child is father of the Man: And I could wish my days to be Bound each to each by natural piety. |
虹 空に虹を眺めるとき わたしの心は弾む。 生まれた頃はそうであった、 大人となった今もそうである、 年をとってもそうだろう、 さもなければわれに死を! 子どもは大人の父である。 私の人生の日々が 自然への敬愛により結ばれますよう。 |
| 下から3行目のManを、“人間”と訳すべきか“大人”と訳すべきか迷いました。で、大人になっても虹を見て飛び上がる子どものような、純真な心をもち続けようという対比の詩と考え、“大人”としました。とかく忘れがちな身近な喜び、それをいつまでも「あ、虹だ」のように言えるようになりたいです。 | |