参考図書

四等三角点佐渡


「劍岳、点の記」 新田次郎著
こんな先人たちの苦労のうえに現在の三角点網が築かれ、おかげで全国津々浦々の地形図があるのだ。もちろん山岳小説としても面白いし、黎明期の山岳界の様子も伺い知ることができる。
「新版 山の高さ」 鈴木弘通著
一言で標高といっても、測量に関してはいろいろな問題があるのだと知れる。江戸時代に富士山の高さを計った方法なども紹介している。専門的で、ついていけないところも多少あった。日本国内2187峰の標高一覧付。
「地図に訊け!」 山岡光治著
日本の山はほとんど森林に覆われている。小さな沢地形などほとんに航空写真からだけで分かるのかなという疑問は以前から持っていたのだが、地形図を製作する側からの答えが書いてあった。また、地形図を見て山歩きする人なら破線で描かれる幅員1.5メートル未満の「小道」(しょうどう)が地形図と違っていたという経験を持っていることだろう。これも航空写真からすべて見えるわけではないので現地調査で補わない限り正確には描けないのだが、製作する側としては「途中形状より出発地と到達点を重要視」してほしいそうだ。1/25000地形図は実によく出来ていると感心はするものの、その限界もわかったうえで使いこなすのが肝要だろう。国土地理院にいた著者ならではの内容で、地形図を理解するためにもお勧めの本だ。
「2万5000分の1地図の読み方」 平塚晶人著
読んで分かったつもりにならないで、とにかく身近な低山でもいいから実践してみることだと思う。    
「山岳地形と読図」 平塚晶人著
前出「・・読み方」のビジュアル版とでも言おうか。2003年に千葉県の低山で30人のパーティが遭難した山の地形と写真が興味深かった。(当時、私もニュースを聞いて地形図で場所を確認したことがある)    
「オリエンテーリング 地図を片手に大地を駆ける」 日本オリエンテーリング協会編
ナビゲーションの技術に関しては大いに参考になるはず。個人的にはエイミングオフに関してと読図と整置のトレーニングの仕方について理解を深めることが出来た。
「三遠信の山歩き−三河・遠州・南信州の55コース」 小谷哲治・中津川哲司著
遠州の山をこれほどとりあげたガイドブックは、かつてなかったのではなかろうか。平成10年初版。
「遠州の山と峠」 山岡元弘著
タイトルの副題のとおり「残された自然とロマンを求めて 道なき深南部の山から古道を辿る里山まで」詳細に踏査している。平成16年10月発行。さすが遠州に特化しているだけに、「三遠信の山歩き」をはるかにしのぐボリュームだ。地形図にない山名もよく調査している。
「クマの畑」を作りました−素人、クマ問題に挑戦中」 板垣悟著
「ヒグマが育てる森」 前田菜穂子著
遭遇はしたくないけど、共生していかなければ! クマのことを知りたくて読んでみた本2冊。
「山でクマに会う方法」 米田一彦著     
もちろん出会わない為に読み始めたのだが、いつしか会ってみたくなった。

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