参考図書

四等三角点佐渡



地形図・読図
「地図に訊け!」 山岡光治著
日本の山はほとんど森林に覆われている。小さな沢地形などほとんに航空写真からだけで分かるのかなという疑問は以前から持っていたのだが、地形図を製作する側からの答えが書いてあった。また、地形図を見て山歩きする人なら破線で描かれる幅員1.5メートル未満の「小道」(しょうどう)が地形図と違っていたという経験を持っていることだろう。これも航空写真からすべて見えるわけではないので現地調査で補わない限り正確には描けないのだが、製作する側としては「途中形状より出発地と到達点を重要視」してほしいそうだ。1/25000地形図は実によく出来ていると感心はするものの、その限界もわかったうえで使いこなすのが肝要だろう。国土地理院にいた著者ならではの内容で、地形図を理解するためにもお勧めの本だ。
「2万5000分の1地図の読み方」 平塚晶人著
豊富な実例が魅力。しかし、読んで分かったつもりにならないで、とにかく身近なところ(低山でもいい)で、数多く、地形図を読みながら歩いてみることだ。    
「山岳地形と読図」 平塚晶人著
前出「・・読み方」のビジュアル版とでも言おうか。2003年に千葉県の低山で30人のパーティが遭難した山の地形と写真が興味深かった。(当時、私もニュースを聞いて地形図で場所を確認したことがある)    
「オリエンテーリング 地図を片手に大地を駆ける」 日本オリエンテーリング協会編
ナビゲーションの技術に関しては大いに参考になるはず。個人的にはエイミングオフに関してと読図と整置のトレーニングの仕方について理解を深めることが出来た。
「地形図の手引き」 日本地図センター     
国土地理院発行の地形図を読むうえでの、基本的な手引き書である。

ガイドブック
「三遠信の山歩き−三河・遠州・南信州の55コース」 小谷哲治・中津川哲司著
平成10年に発行された時には、情報の少ない山域でもあり、参考にさせてもらった。
「遠州の山と峠」 山岡元弘著
タイトルの副題のとおり「残された自然とロマンを求めて 道なき深南部の山から古道を辿る里山まで」詳細に踏査している。平成16年10月発行。さすが遠州に特化しているだけに、「三遠信の山歩き」をはるかにしのぐボリュームだ。概念図に書き込まれているルートやコメントが役立つ。
「安倍山系 上」 松浦理博著
平成21年発行。対象の山域にある道という道は、すべて踏査しているのではないかというくらい、よく調べている。置いてある書店が限られているので、購入したい方には、当サイトから著者に連絡します。

その他
「劍岳、点の記」 新田次郎著
登山が一般的になる前、山登りの専門家といえるのは測量士だった。その測量士である柴崎芳太郎に、前人未到と考えられていた劔岳に三角点を設置しろという命が下った・・・。三角点がどのようにして設置され、測量が行われるのか、また、点の記とは何かがよく分かる。
「新版 山の高さ」 鈴木弘通著
富士山やエベレストの山の高さが、どのように測られたのか?そもそも、高さとはなんなのか?そんなことが詳しく述べられている。力学高・正標高・正規高など、正直な所、ついていけないところもあった。江戸時代に富士山の高さを計った方法などが興味深い。また、地球の中心から山頂までという考え方をすると、エベレストは一番ではなくなるし、富士山などは赤道の海面よりも低くなってしまうというのも面白い。
 
 
「クマの畑」を作りました−素人、クマ問題に挑戦中」 板垣悟著
「ヒグマが育てる森」 前田菜穂子著
遭遇はしたくないけど、共生していかなければ!
「山でクマに会う方法」 米田一彦著     
もちろん出会わない為に読み始めたのだが、いつしか会ってみたくなった。クマのことを知る上では、最良の本だと思う。