御殿山│天窓山│烏帽子山│川根山│菩提山│三ツ森山│不動岳│大野命山│塚ノ山│五ケ山│団子塚│大棚山│本宮山│入地山│矢岳山│セド山│丸子富士│立須│鳶ノ巣山│権現山│菰張山│八森山│舟山
古戸山に登っている時、伐採跡地で荷を降ろして振り返ると、思いがけずに御殿山が目の前に迫って見えた。その左奥に見えるのは明神山だろう。御殿山へはここを登り終えたら向かう予定だったので、地形図と見比べながら山の姿を観察した。
この山名は地形図には書いて無いし、インターネット検索でも出てこない。三角点の点名として国土地理院の基準点情報にあるだけだ。東側に神社があり、神社の裏手にはたいがい小道があるものなのでこの時にも神社から登ってみた。結果、道といえるほどのものはなかったが歩きやすい尾根だった。
全国に数ある「烏帽子」のつく山で標高がもっとも低いのがここだと聞いて登って見たくなった。内瀬戸のほうから駿河台に向かって歩いて行くときれいな三角形の山が正面に見えてきて、一目でそれと分かった。山頂の南側が開けていて藤枝・焼津市街が見晴らせる。
藤枝には三角点のある烏帽子形山もあって、そこの点名は「烏帽子山」だ。ここの烏帽子山には三角点がないはずなのだが、登ってみると三角点があった。よく見ると「日本住宅公団の基準三角点」であった。
山名は三角点の点名だと「炭焼山」なのだが、八高山登山口に設置してあった掛川市のマップでは川根山となっている。三角点目的で登ったことがある山だったが、遠州修験の道という観点では大日山から八高山へと尾根伝いに歩く時に必ず通過していたはずで、再び興味を持つことになった。
伊久美川沿いの県道を川下の川口から上流に向けて沿線の三角点を訪ねながらハイキングしていて、その日のゴール地点の犬間の三角点に行ってみると標石の背景に姿の良い山が見えた。地形図で調べると菩提山であった。
2003年、Yahoo掲示板でこの山が灰縄山と呼ばれていることを教わった。ルートとかいろいろ情報を仕入れていたら、山岡さんの「遠州の山と峠」が出版されてこの山の様子を一気に掴むことが出来た。2005年の4月、同行者二人と共に登る。
長い林道歩きを含めると12時間ぐらいかかるということもあって、なかなか登る機会がなかった。林道をマウンテンバイクで走ることも考えたが、真っ暗な林道を走るのは危険であり日の長い時期でないと無理だ。そんなとき、山仲間から誘われてやっと念願を果たしてきた。写真、中腹のガレの横が鹿ノ平である。
袋井市の国道150号線沿いにある大野地区と中新田地区には命山(いのちやま)と呼ばれる塚がある。これは地震や台風による津波時の避難用に村の中心に築かれたもので、この塚のおかげでその後の津波では大勢の命が救われ、村人はいつしか「命山」と呼ぶようになったそうだ。写真は大野命山。(中新田命山の位置 34°40′36″ 137°57′37″)
地形図に山名が載っている割には情報の少ない山で、個人的にはここを登った記録を目にしたことがない。実際に登ってみても、見晴らしもよくないし特徴の少ないところであった。しかし、遠目にはなかなかの山容である。
山の北側に「篠ケ谷山 岩松寺」がある。どこからでも登れそうな低山だが、この寺の行者堂の西側に踏み跡らしきものがあったのでそこから登って行った。山頂にはくぼ地があって、後で地主の方からもらったメールによると、それは明治の頃に古墳を発掘した跡だという。