第三日(6月7日(木))

    強力に効くエアコンとルームファンのおかげで快眠した私たちは、朝7時頃もったりと起床。
    身繕いをして朝食に向かう。

    朝食も夕食と同じロビーハウスにて。朝食は固定メニュー
        フルーツサラダ
        目玉焼き、パテ、ハムorベーコン(日替わり?)、生野菜
        バケット食べ放題
        コーヒー(Espresso or Cafe Au lait)or 紅茶
    基本的にはこの構成。これだけでものんびり食べてるとあっという間に1時間(笑)(^^;
    朝食後、一旦部屋に戻り食休み。その後、水着に着替えた上に軽くTシャツを羽織り、妻とビーチへ。
    
    目の前に広がるのは25kmはあるという話のプライベートビーチ。ちょっとベージュがかってはいるが、
    ほぼ真っ白な砂浜がずーーーーーーーーっと見渡す限り続いている。目の前にはコバルトブルーの海。
    貿易風がちょっと強いが、そのせいで雲がどんどん流れていき、それに合わせて海の色が絶えず変化する絶景。

    ビーチは「砂浜」というよりは「貝浜」とでも言えばいいのだろうか。土砂の堆積物がメインの「砂利」では
    なく、海辺に打ち寄せられた貝や珊瑚片が風化した後に砕けてできたもののようで、基本的には粒子が細かくて
    さらさらの砂。その中に0.5mm〜2mm角程度の貝のかけらが混じっている。色は「白」というよりは「生成」
    ぐらいの色だろうか。ちょっとベージュがかった白・・・というよりは「かなり薄いベージュ」というのが
    正解なのかも。波打ち際の近辺はその砂が水を吸って「しっとり」とした歩き心地。逆に、波打ち際から2〜3
    mほど離れた砂浜は乾燥してパウダー状のさらさらの砂。足を取られて歩きにくいこともあるくらいの細かい粒
    子。

     メモ:
      当初はビーチサンダルを履いたまま「さらさら部分」と「しっとり部分」を交えて散歩してたんですが、
      「ビーチサンダルを履いて歩くと足に砂が入って痛い」「裸足で歩くと気持ちいいが、油断すると小さな
      貝片が足に刺さって痛い」(笑)という状況にちょっと悩まされました(^^;
      けど、波打ち際を歩くんだったら絶対に素足!気持ちいいことこの上ない!

    そんなこんなで、午前中は海岸を散歩したり、デッキチェアー(ビーチに常設)に寝転がってぼーっとしたり
    貝殻を拾ったりしつつのんべんだらりと過ごす。あ、お約束の「浜辺で追いかけっこ」はやってません(笑)。

    そうこうするうちにお昼前。一旦部屋に戻り、足と手を洗い、エアコンで涼んで(とはいっても結構貿易風が
    強かったんで日陰に入れば十分涼しいんですが(^^;) 着替えてからロビーハウスへ向かう。

    昼食は夕食同様1メニューだけのコース。但し、夜のコースではメイン料理の食材が「魚」なのに対し、昼の
    メインは肉料理。そこで「飲物をどうしよう?」と算段。ビールを飲むと午後から海水浴ができなくなるから
    却下、けどアイスコーヒーはメニューにない・・・ということで、折衷案としてアイスティー(ICE TEA)を
    頼んだところ、出てきたのはこんなもの。リプトンの缶紅茶なのだが、「アイスティー」というよりは「紅茶
    パンチ」といった味(^^; 紅茶ベースの清涼飲料、といったところ。

     メモ:
      この後グランドテール本島に戻るんですが、この「Lipton ICE TEA」はメリディアンの部屋冷蔵庫の中
      にも、ヌメア市街のジューススタンド(ココティエ広場の脇)や昼食を食べたカフェ(ル・ヴィラージュの
      裏のほう)でもごく普通に売られてました。どうやら彼の地では紅茶は日本人のイメージするいわゆる
      「紅茶」としてはあまりは重要視されていないようで、ソフトドリンク的な価値の方が高いようです(^^;
      で、帰国後にいろいろと調べたら、全部で3種類あることが判明。味は「フランボワース味」、
      「ピーチ味」、「シトロン味」の3種類。
      で、肝心の味ですが、一口目は「缶紅茶」と思って飲むとびっくりしますが、紅茶ベースのフルーツパンチ
      だと思って飲んでいると妙に癖になる味(笑)(^^;  個人的にはオススメです(笑)。
      ちなみに、どうやら日本国内では市販されていない様子。うーむ、ちょっと残念。
      池袋のサンシャイン内にある「ワールドインポートマート」あたりに売ってないかなあ?と思って探して
      みたんですが、やっぱり売ってませんでした(^^;

    メモ2:
      こーいうのが気になる性質(^^;なもんで、更に調べたんですが、LiptonのICE TEAというのは全世界で
      いろんなバージョンがあるようです(^^; 比較的近いのは
          http://www.liptonicetea.be/
          http://www.liptonicetea.co.za/
      この辺でしょうか。
    
    で、肝心の昼食メニューは以下の通り。
        アントレ:ムール貝のマリネ
        メイン :仔牛のエスカロップ ポアレ ハーブ風味   (すみません食べかけです(^^;)
        デザート:アイスクリーム クープ
        食後に エスプレッソ/コーヒー/紅茶のいずれか。

    予想通り(?)昼食もまた美味!アントレに出てきた「山盛りのムール貝」もメインのお肉も素材の良さを活かし
    たフレンチ、という感じで、お昼から堪能させていただきました。
    で、早くもニューカレの流儀に慣れた(?)のか、お昼も90分程度かけてのんびり&たんまり食事。満腹の幸福感
    に浸りつつも「食休みがいるよ、これ(^^;」と、妻と二人で部屋へ戻りちょいと休憩。
    あれだけたっぷりきちんと食べたらそりゃ眠くもなるわなあ・・・NCの人が午後に昼休みを取る理由が
    何となく判った気が(^^;

    で、30分ほどのんびりした後、再度外へ出る。今度はプライベートビーチとは反対側の、いわゆる「タブーの
    海」の方へ。ホテルとは道を挟んで東側に入江となっている海岸があるのだが、そっちは地元の人々にとっての
    神聖な領域、ということで「海岸を散歩したり、写真撮影をするくらいならOKですが、水には入らないで
    ください。手や足をつけるのもNGです」というフロント:川村さんのアドバイスに従って、海岸と平行に走っ
    ている道をのんびりとムリ橋の方へ散歩することにする。ムリ橋までは気合いを入れて歩けばホテルから約10
    分。のんびり歩いて15〜20分程度。相変わらず貿易風が強く、帽子が飛びそうになるのを押さえながらのんび
    りと歩く。途中、バス停のようなものを通り過ぎる。どうやら地元民用のバスが走っているらしい。入江には小
    舟が何艘か浮かんでいる。聞こえてくるのは波の音と風の音のみ。
    15分ほどでムリ橋に到着。橋の上から海面を覗くと・・・・深青。群青、とはまた違う、「透明なんだけど
    深い青」としか言えない色。海流は早いが水が綺麗なので海底まで丸見え。ホテル前のビーチで見られた
    コバルトブルーとはまた全然違う色に感動。いやあ、本当に言葉を奪われる美しさ

    ムリ橋のたもとから「タブーの海」とは反対側、すなわちプライベートビーチ側の砂浜へ降り、ホテルへは砂浜
    づたいに戻ることにする。橋から50mくらいのところまでが対岸との海峡部分で、そこから左へ折れると25km
    のプライベートビーチとなる。ずーっと見渡す限り砂浜と海。左に折れた直後の200mぐらいのエリアが「ウ
    ベア日帰りオプショナルツアー」のビーチとなっているらしく、何組かの日本人が遊泳したり甲羅干しをしたり。
    そんな浜辺をのんびりと散策。どうやら海の色は太陽の照り方と雲の流れ方に影響を受けるようで、ときどき
    流れてくるちぎれ雲に同期して海の色がコバルトブルーから群青まで次々と変化するのを見ていると、「ああ、
    ここは本当に天国なんだなあ」という気になってしまう(^^;

    そんなこんなで往復小一時間でホテルへと戻る。相変わらず風は強い。折角海に来たのだから、と今度は部屋
   (コテージ)前のビーチで水に入ってみることにする。6月といえばニューカレドニアは冬。さすがにシーズンオ
    フだけあって、水に足をつけると「冷たい!」・・・一瞬後ずさんでしまう。が、これもおかしなもので、1分
    ほど我慢をしていると慣れてきて、心地よい温度(?)と感じてしまう。
    と、いうわけでそのままざぶざぶと水をかきわけ、沖へ向かって歩き出した。(なにぶん泳ぎが苦手なもので・・・
    (^^;)
    しかし、水の透明度は本当に凄い。身長175cm(公称(笑))の私が胸まで浸かるところまで歩いていって岸辺から
    約10m。その時点でも自分のつま先が見えたのには驚愕。
 

     メモ:
      そもそも自分は海に対してまともに接したことはほとんどない(笑)(^^;
      もともと海無し県である群馬で生まれ育っただけに海に対してトラウマがあるのも事実(笑)だし、
      この時期ずーっと見ていた海といえば、挙式/披露宴を行った某ホテルの目の前に広がる東京湾(笑)の
      どよーんとした海面(^^;であり、最後に見た砂浜は妻の実家の目の前(これも東京湾(^^;)という、およそ
      ウベアの海と比較すること自体失礼な状況しか自分の知識にないことは承知の上(^^;なのだが、それに
      しても凄い。ただただ透き通ったコバルトブルーの海。振り返ってみると見渡す限り白い砂浜。空は青く、
      聞こえるのは自分の呼吸と波の音だけ。感無量。

    そうこうしているうちに午後3時を過ぎるとさすがにシーズンオフだけあって、いっきに水温が下がる。
    とてもじゃないけどこりゃ水浴びはきつい、という事になり、砂浜から直接自分たちの部屋へ撤収。
    部屋には大きなベランダがあり、そこには籐の椅子と寝椅子が2つづつ、それに木製のテーブルが1つ。
    寝椅子に寝そべって空を行く雲と海面の色の移り変わりをぼーーーーーーーーーーーっと見つつまたもや
    うたたね(^^; そのままごろごろしているうちに夕方になり、肌寒くなってきたので部屋内に戻ってまた午睡(^^;
    完全に「なにもしない」モードに突入(笑)・・・ヌメアや他の観光地と違い、なにせ他に娯楽施設がないから、
    寝るしかない(笑) TVもラジオもないし、自分たちはガイドブック以外の本は持っていっていない。フロント
    に雑誌は置いてあったようだが確かフランス語(笑)。と、いうわけで湯沸かしポットでお湯を沸かし、緑茶を入
    れて一服しつつ、持参したガイドブックやトントゥータ空港到着時に貰ったいろいろな小冊子をぱらぱらと眺め、
    のんびりとくつろぐ。それでも不思議とお腹は減るもので(^^; 19時を待ちかねるようにして夕食へ。
 

         アントレ:ぷりぷり海老のアントレ
           スープ :あずきのポタージュ
           メイン :サーモン&舌平目のデュエット アネス風味
           デザート:もぎたてパパイヤサラダ  

    エビがほんとにぷりぷり!パイ皮とサンドになって供されたが、パイ皮と一緒に食べても別に食べてもそれぞれ
    違った味が堪能できる、という仕掛け。スープも「あずきのスープ」だから正直お汁粉風なもの(^^;を想像
    していたんだけど、味的には非常にすっきりとした小豆本来の甘さ。これも絶品。
    サーモンと舌平目もかなりあっさりした味付け。バターの味付けが効いていて美味。

    満腹感とともに部屋に戻り、今日も夜の砂浜(月明かりで青白く光る!)と海をぼーっと見ながら一服。
    ホテルのパンフレットには「蚊取り線香をお貸しします」と書いてあったが、ちょうど虫の時期とは外れて
    いるらしく、蚊取りが必要なほど虫はいない。しかし「夜の浜辺」はほんとうに幻想的。月の他に人工光はほと
    んどないのだが、それでもここまで明るいのは砂浜が本当に白いからに違いない。
    ここでハプニング。風呂に入ろうと思ったらどうやってもお湯が出ない。時計を見ると21時を回っている。
    確か川村さんがフロントに居るのは20時頃まで。その後は基本的に現地スタッフしか残っていないはず。
    私のフランス語は「カタコト」以前の問題だし、どうしよう・・・と思いつつも、風呂に入れないというのは
    やはり悲しいため、意を決してフロントへ。
        私「えくせきゅぜ、もわー」
     スタッフ「ぱるどん?」
        私「When I use Bath, hot water is not coming on.」(ここからいきなり英語、しかも滅茶苦茶(^^;)
     スタッフ「What?」
        私「No Hot Water on Bath」(ゆっくり、はっきりと、しかも身振り込みで(^^;)
     スタッフ「Oh, No Hot Water, OK!」
    そのスタッフが別のスタッフを呼びに行ってくれた。どうやら(プロパン)ガスの問題らしい。
    一緒に部屋まで行き、部屋の外にある湯沸かし器に接続されているプロパンのボンベを交換して事なきを得る。
     スタッフ「No Problem?」
        私「(お湯の出るのを確認して)OK, No Problem. Thank you Very much!」
       がっちりと握手してスタッフは去っていった。
    いやー、一時はどうなることか、と思っていたけれど、切羽詰まればこんな英語でもなんとか通じるもんですね
    え(^^; ・・・しかし、くわえタバコでプロパンの交換するのだけは怖かったです、はい(笑)(^^;
     
    と、いうわけでこの日は南十字星がどこなのかもわからない(笑)まま就寝。
 
 



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